海外在住の日本人女性はどんどん化粧しなくなる理由を当事者が考える

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日本では「女性のメイク=マナー」という理不尽な風潮があるようですが、その一方で海外在住歴が長い日本人女性はどんどんお化粧をしなくなる傾向があると思いませんか?

 

私だけじゃないはずです。

 

一時帰国で羽田空港に到着すると、周りを歩いている日本人の女の子たちと自分を比べると同じ性別か?と思わせるほど彼女らはキラキラしててまぶしいです。

 

なぜ海外在住の日本人女性はメイクがどんどん手抜きになっていくのか?を当事者の私が考えてみたいと思います。

 

(※記事中の「海外」は主に私が暮らしているオーストラリアのことです。他の国の事情は知らんけど似たりよったりと予想します)



海外で長く暮らしていると人の目を気にしなくなる

はい、これですよ、「人の目を気にしなくなる」

 

日本にいるとお化粧だけじゃなく洋服や髪型、体型を当たり前ののように気にしてましたが、海外にいるとなぜか気にならなくなちゃうんですよ。

 

いろいろな人種、宗教、価値観の中に放り込まれると、「みんなと同じ」は物理的に無理。

 

他人がどう思うかを気にするよりも「自分がどう思うか?」の方が重要になってきます。そうなると、「化粧っていったい何のためにしていたんだろう?」と思うようになってくるんですよね。

 

個人の美意識にもよると思いますが、メイクをしようがしまいが、周りの人は1ミリも気づかないでしょう。他人は他人のことにはそれほど興味はないのです。

 

【関連記事】人の目を気にする心理は自意識過剰が原因? もっと楽に生きる方法はある!

お化粧で毛穴をふさぎたくない!綺麗になるより「快適さ」を優先

仕事をやめてから、ほぼ毎日どすっぴんで過ごしています。それでもたまのお出かけの時や友人・知人が家に遊びに来るときはファンデーションくらいはぬります。

 

でもねぇ、、、毛穴をふさいでる感覚が気持ち悪くて。肌が呼吸できない感じがするんです。

 

こんなものを毎日肌にぬりたくって仕事に行っていたのか、、、と思うとずいぶん肌をいじめていたのだなと思います。

 

シミシワそばかすを隠すことより、快適さを求めるようになりました。

女性として終わってる・・・?化粧が面倒くさい

メイクをするとすっぴんの時には気にならなかったことを気にしなきゃらならないじゃないですか。

 

マスカラやアイラインはにじんでないかな?とか口紅落ちてないかな?とかファンデやコンシーラーはヨレてないかな?とか。

 

あー、めんどくせぇ!

ってのが世間の女性の本音じゃないでしょうか?

え?そんなことない?

 

私は面倒くさいですよ。

 

だから時々お化粧をするときは、

  • 眉をかく
  • ミネラルファンデはたく
  • 色付きリップクリーム

このくらいがちょうどいいんです。

 

綺麗に見せたい、というより「紫外線対策」の意味合いが大きいメイクですね。

海外だと容姿で差別されない

日本だと平気で女性の容姿をいじるじゃないすか。

 

デブだのブスだのババァだの。

ぜんぶ当てはまってる私はぐうの音もでないですよ。

 

私の身内の男ども(日本側のね)も悪びれもせずに芸能人や女優にむかって「この人は太った」だの「劣化した」だのぶつくさ言うんですけどね、それ海外でやったら最悪「懲戒免職」ですよ。

 

容姿差別という女性差別が当たり前のようにまかり通って「女性がメイクするのは社会人としてのマナー」って、ちゃんちゃらおかしい。

 

だったら、くそじじぃのクサい足のケアもマナーだろうが。60代以上のジジィがとっとと隠居しないと日本の女性は生きづらいよねぇ。

 

もう海外転職しちゃいなよ!ずっとマシだから。

※こんな記事も書いてます>>海外で働きたい30代40代女性へ!海外転職をあきらめる前に試してほしい3つの方法

 

話がそれてきそうなので本題に戻しましょうか。

 

というわけで、海外にいると人の見た目に対してあーでもないこーでもない言う人がいないってのもお化粧をしなくなる理由の1つですね。

すっぴんでも「私イケてる」と勘違いさせる外国人パートナーの存在

私はマレーシア人男性と一緒に暮らしています。出会ってから17年ほど経過していますが、今もなお「釣った魚に餌をやる」といった状態です。

 

ぶさいくな寝顔もすっぴんで過ごす日中も彼は私のことをほめまくります。

 

で、勘違いするわけ。

「私ってもしかしてイケてる、、、!?」と。

 

不特定多数に好かれることに意味はありません。ひとりの男性が自分のことを「かわいい」と思ってくれればそれでいいんです。

 

私は化粧をしなくてもイケてる、と盛大な勘違いからめんどくさいメイクはしなくなりました。

 

【関連記事】外国人男性の優しさや愛情表現ってスゲェなと思った4つのエピソード

最後に:日本人女性、肌に負担がかかるお化粧やスキンケアしすぎじゃない?

数年前にバリ島でフェイシャルエステを受けた時、極楽気分の私にエステティシャンが言った言葉が記憶に残っています。

  • 肌は排泄器官だからあれもこれもと塗りたくる方が肌に悪い。余分な汚れや角質をとりのぞくだけで肌は本来の美しさになる。
  • がっつりメイクを落とすクレンジングで肌のバリア機能を壊して肌トラブルを誘発する

 

なるほど。

洗顔のあとは化粧水や美容液やクリームを塗るのが当たり前だと思ってたけど、それってもしかして逆効果じゃなか?

 

メイクの後のクレンジング、手間もかかるし肌への負担も大きそう、、、、と納得したんですね。

 

で、ですね、かなり化粧品やスキンケアを断捨離しました。

 

今はファンデーションは石鹸で落とせるミネラルファンデだけ。アイシャドーやアイライン・マスカラなどは使用していません。

 

夜のスキンケアは塩と泥の吸着力でごっそり毛穴の汚れをきれいにして、洗顔後は「何もつけずに寝る」というスタイルに落ち着きました。

 

夜だけ「肌断食」過剰なスキンケアはやめましょ、というコンセプトがものを増やしたくない私にはぴったりだったんです。

 

ミネラルファンデーションと「夜だけ肌断食」のスキンケアの詳細はこちらの記事にまとめましたのでよろしければ。