私もパートナーのタムタムも2年前からフルタイムでは働いていません。正社員の仕事をやめて、のんびり暮らしているセミリタイアの状態です。
平日の昼間からふらふらしている様子をツイッターでつぶやくと、たまに「旦那さん何やってる人?」とか「2人は仕事してないの?」とご質問をいただくので、今回はそのへんのお話をしてみたいと思います。
先に言っておくと、↓この記事に書いてるようなお仕事ではないです。勧誘もセミナーもコンサルもしないので、あなたにとって私は無害です。
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私達2人のスペックはこんな感じ。
- 40代
- オーストラリア・シドニー在住
- 日本人(私)&マレーシア人(タムタム)の事実婚カップル
- 子無し
- 借金なし
- 資産ちょぴっと(車・定期預金・年金運用)
- 貯金(心もとない額なので手をつけないようにしている)
- オーストラリアの年金に加入
- オーストラリアの健康保険に加入
最初に:セミリタイアとリタイア・アーリーリタイアの違い
セミリタイアとは会社をやめて、正社員のように1日のほとんどを仕事に時間を費やすのではなく、最低限の労働・収入で時間に追われない精神的な余裕を持って生活すること。
リタイアやアーリーリタイヤはまったく労働しない、という点でセミリタイアとは異なります。
貯金も資産少ないけどセミリタイア生活に
物価の高いオーストラリアの中でもさらに物価が高いシドニーで大人2人で生きていくにはけっこうお金がかかります。
でも、私たちはたいして貯金や資産があるからセミリタイアに踏み込んだわけじゃなく、最低限の労働で生活に必要なお金(と一時帰国費)を稼いでいます。
時間に追われてたくさんお金を稼ぐより、収入が少なくなっても自分たちの時間が欲しい、という気持ちを優先しました。
世間一般ではリタイアに必要なお金は5000万とも1億ともいわれていますが、セミリタイアだったらそんなに必要ないかと。生活に必要な収入をストレスなく得る方法を見つければいいだけです。
私はもともと1年くらいのんびりしよう、と前職を辞めましたが、正社員でせこせこ働かなくても意外と生きていけることがわかったので、今のまま会社勤めはしないで過ごすつもりでいます。(稼げなくなったら前職に戻ります)
時間的な自由はありますし、誰に指示されて働いているわけでもないのでストレスはなく、ちょうどいい感じでセミリタイアができているな、と思っています。
40代セミリタイア、仕事は何してる?
貯金も資産もじゅうぶんではない私達がフルタイムの仕事をやめて、今はどういったかたちで収入を得ているか?をお伝えしますね。
私
ブログの広告収入が主な収入源です。
現在はこのブログを含めて5つのブログを運営しており、「グーグルアドセンス」「アフィリエイト」で企業の広告をブログに貼って、クリックされたり物やサービスが購入されたりするとお金が入ってくる仕組みです。
サラリーマンや主婦の副業の定番ですね。
稼げるようになるまでに時間がかかるので、すぐにお金が欲しい方はアルバイトした方が早いです。
ブログは「ストック型ビジネス」なので過去に書いた記事はずっとネット上に存在しお金を生み出し続けます。記事が増えれば増えるほど収益化のチャンスも増えるという積み上げ型のお仕事です。
だから私がお昼寝をしている時も、公園で散歩をしている時も投稿した記事がお金を稼いでくれます。
ブログを教えるコンサルのお仕事もたまに頼まれますが、やってみたらプレッシャーがはんぱないので、セミリタイアの仕事としては向いていないと個人的には思います。
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タムタム
パートナーのタムタムは個人事業主で「輸出入業務の企業コンサルタント」をしています。
空いた時間は友達の八百屋の品出しのお手伝いや、ペンキ塗り、カーペットクリーニングなど、人手が足りなくて困っている場所にかけつける、という何でも屋っぽいこともしてます。
(ビジネスオーナー同士の横の繋がりが強いのです)
コンサルタントとして独立起業した最初の5年間はびっくりするほど収入はありませんでした。しかし今では海外と取引先を増やし、自分が出向くことなくチャットとスカイプ電話で仕事を完結しています。
1日の労働時間は0~3時間。労働時間もお休みの日も自分で決めるので、2人で平日の昼間からふらふらしていられる生活を実現できました。
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まとめ
私たちは月々の出費が極端に少ないので、今の生活が成り立っているってのもあります。
高級なレストランやおしゃれなカフェはほとんど行きませんし、幸いタムタムの趣味がお料理なのでほぼ毎日自炊です。
それに、2人でいることがそれだけで娯楽なんですよね。窓拭きや草取りも2人でやれば楽しいんです。
私達のセミリタイア生活はぜんぜんキラキラしてないし、経済的にも不安定。でも不思議と心穏やかに過ごせて、幸せなんですよ、これが。