外国人との国際結婚の生活費、よそのご家庭はどのようにお金の管理をしているかちょっと気になりますよね。
日本では妻がお金の管理をし、旦那さんはお小遣い制が多いようですが、私達が暮らすオーストラリアでは共働きが一般的なので、奥さんだけにお金の管理を任せている夫婦は少数派の印象です。(少なくとも私の周りは)
我が家のスペックは、
- 日本人(私)とマレーシア人のアラフォー事実婚カップル
- 共働き(お互い自営業)
- 子無し
- シドニー在住
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私たちのお金の管理、おもに生活費をどうやりくりしているか?についてお伝えします。
国際結婚の生活費、基本は折半
食費や日用品、家賃、光熱費などの生活費は折半です。
2人の共同の銀行口座に同じ金額を入れて、そこから支払いをしています。
男性が女性を養う文化ではないので、私が仕事を辞めた当初も同じく生活費は折半でした。
冷たい、と感じる方もいるかもしれませんが、私はお互い経済的にも精神的にも依存しない関係の方が心地よいので特に問題はありません。
彼が私を養ってくれるかも、という期待も一切なかったので、ある程度の生活費は貯蓄してから退職しました。
小さな子どもがいたり、健康上の問題があったり、親の介護をしている場合は事情はお金事情も変わると思うんだけど、特に理由がなければ生活費は男女平等!が普通じゃないかな。
国際結婚のお金の管理はお小遣い制じゃない
生活に必要なお金は折半、んで、生活費以外のお金の管理は「各自で管理」
定期預金は別々に口座を持ち、各自で貯蓄。何かあった時のために定期預金は2人の名義にして本人でなくても解約が簡単にできるようにしています。
だから自由に使えるお小遣いの金額も各自で決定。
あと、生活費は折半ですが、外出した時のお茶代や外食費は彼が払います。そこは「男が出すべき」と謎のプライドがあるようなので。
でも高額のお買い物は相談し合う
基本的にお金の管理は別々ですが、高額の買い物の時は相談・報告するようにしています。
我が家の「高額」の定義は1000ドル。(2019年7月の為替レートで約7万5700円)普段、こんな大金を使うことはありませんが、一時帰国の航空券代や一人旅の費用くらいですかね。
相談や報告をしたからといって、お互いがお互いのお金の使い方に反対したことは今までありません。
私も彼も節約派、お金のかかる趣味も持っていないので、高級なものを買う習慣がないんです。干渉されずに自由にお金が使える状況でも、浪費をしない人なので安心しています。
以前、私が日本に帰っている間に内緒で車を買い替えた時に「あなたのお金で買った、ってことはわかってるけど、大きな買い物をするときは形だけでも相談して」と頼んだことはあります。
びっくりしますからね。
どちらかが経済的にピンチの時は助け合う
私たちはお互い不安定なフリーランス。今月やばいな、、、という時は半々の生活費の割合を臨機応変に変更しています。
私も彼も雇われ仕事を辞めてフリーランスで働くようになったのですが、やっぱり最初の1年~2年は安定しません。これからも収入がいきなり増えることもあれば減ることもあるでしょう。
「今月やばいわー」とどちらかがつぶやけば、どちらがいつもより多めに生活費を入れる、という状況です。
共倒れにならないように頑張らなきゃ。
まとめ
お金の管理は各家庭でずいぶん違うかと思いますが、我が家のお金の管理はこんな感じです。
一緒に住む前にきちんと話し合い、2人が心地よいと思えるルールの中で穏やかに生活していきたいですね。
貯めるときは貯める、使うときは使う、のメリハリを大切にし、我が家では食費・日用品の節約に精を出して、一時帰国の費用にしています。