海外生活で性格は変わるのか?っていうお話なんですが、あなたは海外で暮らしていて性格やメンタルって変わりました?海外在住の友達や身内の性格が変わったと思います?
私はオーストラリアにかれこれ18年在住してて、性格が変わったのかなー?と自身を振り返ると「いろいろなことがわりとどうでもよくなった」と感じます。
前置きはこの辺でやめて本題入っていきますね。
もくじ
いい感じに「適当」になり、その場を楽しめるメンタルが身に付いた
奇しくも両方ともパンが登場するのですが、以下、先日のツイートです。
カンタス航空の機内食のロールパン、温め過ぎたのか、アツアツ、カチカチ、シワシワ(笑)
おっちゃんCAが満面の笑みで「エンジョイ!」と機内食を配ってくれたから、何事も細かいことは気にする必要はないんだな、と。
この「適度に適当な感じ」を目指し、今日もゆるゆる過ごしてます。 pic.twitter.com/cki2lHMkVq
— ふくちゃん@シドニー引きこもり (@fukuchan5818) September 18, 2019
機内食のパンがありえない固さで出てきても、「お!カッチカチじゃんかー!www」となんだかおかしくなってしまい、さらにそのパンを「そういうものだ」というテイで配るCAの皆さんの細かいことは気にしないで~♪っていう態度がなんかいいなぁ、と。
オーストラリアで学べるものは英語だけじゃなく「適度な適当さ」だと思います。
シドニーに到着した当初、レストランで取り皿が欲しくて、
「Plate(プレート)ください」って頼んだら、
ほっかほかのパン(ブレッド)がテーブルに届いた。
言い返せずに食べたくもないパンを悔しい思いで食べた
あれから18年。
パンが間違えて届いたとしても嬉々として食べる女に成長した😌
— ふくちゃん@シドニー引きこもり (@fukuchan5818) October 14, 2019
オーストラリアに到着した当時は英語が通じなくて「くやしい」「恥ずかしい」という思いはだいぶしましたよ。
でも今は、当時と比べれば多少の英語力はつきましたし、なによりコミュニケーションでミスがあっても「まぁいいか」と瞬時に気持ちを切り替えるスキルはばっちりです。
世間で「普通」とされてることがどうでもよくなった
私たちは夫婦別姓の事実婚を選び、お互い会社勤めを放棄し個人事業主で適当に食いぶちを稼いでいます。
「みんなと一緒」が必ずしも自分に合っているわけじゃない、と開き直って好き勝手に暮らしていけるようになったのも「よそはよそ、うちはうち」の線引きがわりとしっかりしているオーストラリアの影響を受けたんじゃないかと思っています。
多民族国家ですからいろんな宗教や価値観、考え方をリスペクトする風習が当たり前のものとしてまかり通っています。
良い意味で「他人がどう生きようと知ったこっちゃない」って感じがいいんですよね。
「普通」とか「世間一般で良しとされている生き方」とかって人それぞれ。
毎日8時間、週5日も働きたくない、金銭的な余裕より時間の余裕を優先させたい、面倒くさいこと・面倒くさい人とは関わりたくない、っつー大変おとなげない態度を突き通し、パートナーとの関係も「ちょうどいい」と感じる別姓・事実婚を選びました。
世間体や周囲の期待をガン無視でもまったく問題ないし、そんなに働かなくても意外と生きていける。
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服・化粧・髪型、、、見た目がどうでもよくなった
きっと大多数の海外在住者は「海外生活で変わったこと」としてあげるのが人の目が気にならなくなった、だと思うんですよ。
自分の見た目や行動に対し、他人はそこまで関心を持っていないしね、好きな服着て、好きなメイクして、好きなように行動してても誰からも何か言われることもない。
それに「いい年して」と年齢で判断されることもほぼない環境。
体重がじわじわ増えていこうがまぁ、いいか、周りの人も大きいし、、、という思考回路になっていくのは少々困りものではありますが。
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まとめ:海外生活で性格は変わる、というより「自分本位」になったのかな
パートナシップの在り方、人間関係、お金の稼ぎ方、その他自分を取り巻くもろもろのことを「親や世間体のため」ではなく「自分本位で選ぶ」
そんな当たり前のことが当たり前にできるようになり、今はかなり自己中心的な生活を送っています。自分で「選ぶ」ってことをきちんとすればこんなに生きやすい。
だからといって、みんながみんな海外の環境に影響を受けて性格が変わるなんてことはないので、あくまで「私」の例ですから。