今朝から(10月20日に書いてます)オーストラリアのニュースやSNSを騒がせている話題は
「カンタス航空19時間の最長路線の試験飛行」が無事シドニーに到着した、
ってことなんで、カンタス航空のおめでたい話題について書いていこうかな、と思います。
19時間も飛行機のってられっかよ、とも思う方も多いかと思うんですけど、オーストラリアって世界地図でみると「離れ小島」的な存在じゃないですか。
だから「憧れのNY」や「憧れのロンドン」(ロンドン直行便も検討されてる)に直行で行けちゃう、ってのはオーストラリア在住者としては「革命」だったりするわけです。
Our very first #QantasResearchFlight has arrived at Sydney Airport with a total flight time of 19 hours and 16 minutes. pic.twitter.com/9aOOV3Nz2s
— Qantas (@Qantas) October 19, 2019
じゃあ「乗りたいか?」といえば、うーん、ちょっと考えちゃいますねぇ。19時間か、、、全席ビジネスクラスが予想されるので航空券もお高いでしょうし。
カンタス航空の「超」長距離路線の試験飛行の概要と実際に就航されたときに備え「19時間フライトの暇つぶし」なんかを考えてみたいと思います。
もくじ
カンタス航空 長距離路線の試験飛行で健康や体内時計・時差ボケ対策の影響を判断
Watch the worlds longest ever flight live here. https://t.co/eT3R7T1ovf #QFA7879 #history #QantasResearchFlight
— Rick Dalton (@gintamelb) October 19, 2019
カンタス航空のニューヨーク~シドニーの試験飛行は約19時間。16200キロのフライトでした。
試験飛行は3回行われる予定でその第一弾が完了しました。
今回の試験飛行では乗客はたった49名、超長距離を直行で飛ぶには(途中で燃料補給しないで)機体重量を最小限にとどめる必要があった、とのこと。
フライト中の乗員・乗客の睡眠パターン・食べ物や飲み物の消費をチェックし健康への影響がないか、体内時計への影響ないかを判断し、就航するかどうかを判断する予定。
同フライトで実施された時差ボケ対策は、
ニューヨークで同便に搭乗した乗客たちは、
- まず豪東部時間に時計をあわせる。
- 機内の照明は明るいまま、乗客たちは軽い運動をさせられる。
- さらに、カフェインや香辛料入りの機内食が提供される。
(シドニーの時間で夜になるまで乗客を眠らせない工夫)
離陸から6時間後、
- 乗客たちに高炭水化物の機内食が提供
ようやく照明が落とされて乗客は眠りにつくことができた。
時差ぼけ対策、けっこう大変、、、試験フライトの乗客はカンタス航空の社員さんだったそうです。このテストフライトに乗る業務で手当てがどのくらい出たのか気になります。だって人体実験みたいなもんでしょ、これ。
カンタス航空の最長路線「ニューヨーク直行便」「ロンドン直行便」はいつ就航される?
2017年にカンタス航空は
「5年以内にオーストラリア東海岸とロンドン・ニューヨークを結ぶ無着陸で飛べる飛行機を開発してほしい」
とボーイング社とエアバス社に依頼し、2022年に超長距離フライトが飛ばせるような機材が欲しい、とアピールしてました。
そして2019年、シアトルの工場から納入されたボーイング787-9型でニューヨーク~シドニー、ロンドン~シドニーのテスト飛行を実施し、2022年にも就航させる準備を進める計画です。
カンタス航空シドニー~NYの直行便19時間、フライト中の暇つぶしを考えてみよう
ここから100%余計なお世話なんですが、まだ就航されてないし、就航したとしても私は乗る機会がないかもしれないんだけど、19時間のフライトの暇つぶしを考えてみましょうか。
①ネット環境があればいくらでも暇つぶしできる
あ、終わっちゃいましたね。
だってネットがあればドラマや映画も好きなものを見放題だし、パソコンで仕事もできるし、友達や家族とチャットもできる。
カンタス航空がシドニー⇔ニューヨーク、シドニー⇔ロンドンを就航させるならネット環境がマストでしょう。
②乗客同士のマッチングシステム
いわゆる合コン的な?
プロフィールやスペックを搭乗前に登録し、恋活・婚活をフライト中にやっちゃおう、という企画。どうでしょう、カンタスさん。
③乗客みんなで「いす取りゲーム」や「ラジオ体操」など体を動かす
長距離フライトは意識的に体を動かさないと血流が滞り健康に影響がでます。楽しく体を動かせば暇つぶしにもなり、乗客の仲間意識も深まり一石二鳥!
だめだ、、、「19時間のフライト」がどのくらいのものなのか予想ができません。どんどん適当になってきちゃいそうなので、このへんでやめておきます。