パートナーのタムタムは華僑系(中華系)マレーシア人。ご縁があって一緒に暮らすようになって早5年。
彼独自の「あるある行動」なのか、大多数のマレーシア人が共通する行動なのか定かではありません。
現在、マレーシア人とお付き合いをしている方、結婚している方に、
「おたくのマレーシア人はどう?」と問いかけると同時に、マレーシア人に恋しちゃってる女性に、
「マレーシア人と付き合ったら[暮らしたら)こんなことがあるかもよ?」とお伝えしたいと思います。
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もくじ
体調不良の時はコーラに塩を入れて飲む
頭が痛いときも、風邪気味のときも、歯が痛いときも、「コーラに塩を加えたもの」をゴクゴク飲みます。
コツはコーラに塩を入れた瞬間にふわ~とできる泡をすぐさま吸い取るように口に含むこと、らしい。
味見したんですけど、今まで味わったことのない微妙な味で、吐きだしそうになりました。
「塩入りコーラを飲めば何でも治る」と信じていて、マレーシアの民間療法なのかな?と思っていたのですが、去年台湾のコンビニで「塩入りコーラ」なる商品を見かけました。台湾人も飲むんですね、、、。
我が家ではコーラが常備薬。
その時の体調や気分によってコーラがスプライトになることもあります。
コタツを初めて見て「なんだこれは!?」そしてその魅力に取りつかれる
私たちはオーストラリア暮らしているので、マレーシア出身のタムタムはコタツを見たことがありませんでした
。
彼が冬に日本に来たとき、実家の居間に置いてあるコタツを見て、「テーブルに布団が掛ってる。。。」と不思議そうな顔をしていました。
「足を入れとけばば暖かいでしょ」と、使い方を説明し、コタツを初体験。
下半身からじわじわと優しい暖かさが相当気持ちが良かったようです。コタツに入るとその瞬間眠気が襲われ、すやすやお昼寝していました。
そうか、コタツの良さを今まで知らなかったんだ、、、
で、シドニーに戻ったら、
コタツを探し始めたものの、残念ながらまだ見つかっていません。
デート代は男が全額負担が基本
「生活費は折半」という約束で同居生活を始めましたが、一緒に住む前も、一緒に住んでいる今も、外食やカフェ代はタムタムが払います。
ワリカンでいいよ、と何度も伝えていますが、女性が飲み食いしたぶんは男性が支払うのが当たり前だと。
それが彼の習慣・美学であるのであれば、恩着せがましい態度も見せないし、「ま、いいか」とちゃっかりゴチになっています。
ここでも書いたのですが、華僑系の男性は、同性異性関係なく誰かにご馳走するのが好きですね。
夜食の習慣
夜中にごそごそと夜食を食べてることがよくあります。
夕飯を食べてお腹いっぱいになっても、寝る前に何か食べたいそうで。
屋台文化が発達してるマレーシアだと何時だろうとおいしいご飯でお腹が満たせる環境で育ったから?
夜遅い時間に食べても胃腸に負担がかからないから?
と、いろいろ考えてみたけど、本人いわく、「お腹がすいたから」とのこと。
食欲に忠実にしたがっている、ということですね。
谷村新司の「昴」を口ずさむ
「わ~れはゆく~、あおじろきほほのまーまーで~」と、突然「昴(すばる)」を歌い始めます。
その昔、東南アジアで流行ったそうです。インドネシアやベトナム、カンボジアの人たちも歌えるんじゃない?とのこと。
ただ、サ行の発音が上手くできないので、最後が「しゃらば~、しゅばるよ~」(さらば、すばるよ)になってしまうのが残念。
ちなみに長淵剛や中島みゆきも80年代に流行したそうです。
買い物は利益率重視
定価で物は買いません。
スーパーマーケットの広告を見比べて、特売になっているものを選んで買ってきます。
日本に遊びに行った時、夕方以降にスーパーに行き、「値下げシール」が貼られたお惣菜を嬉しそうに買っていました。
つい先ほどまで定価で売っていたものが、「シールを貼ってくれるおじさん」のおかげで30%オフで買える、というシステムが「エンターテイメント」であり、「エキサイティング」
(オーストラリアにはそういうシステムはないし、お惣菜の種類も日本のように豊富ではないのです)
洋服も知り合いの店員さんから社割で買ってもらったり、貿易の仕事をしている仲間からサンプルをもらったりしています。
値段を気にせずに購入するものは靴くらいですね。
ちなみに「オニツカタイガー」という日本のスニーカーは海外でも大きな支持を得ています。うちにあるスニーカーはほとんどがオニツカタイガーのものです。
家事が得意
一緒に暮らし始めてわかったのですが、タムタムはとんでもなく高い家事能力がありました。
「料理や掃除は私がしなきゃだよなー」と、思ってたのですが、蓋をあけてみれば、食材の買い物、料理、掃除、洗濯、アイロン掛けなどなど家事全般を完璧にこなします。
私は家事労働の負担がほとんどないので、一人で暮らしていたときよりも自由時間が増えました。
タムタムいわく、「女性の基礎体力は男性よりも低いのだから、共働きなら家事は男性がやればいいんだ」
それは私が初めて触れた価値観でした。
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女性芸人をいじる日本のバラティ番組を批判する
時々、日本のバラエティ番組を一緒に見るのですが、その番組の中で、女芸人が体を張って笑いをとっていたり、ほかの出演者にいじられていると、
「こんな綺麗な女性たちに対してひどい仕打ちを、、、」とせつない顔をします。
え、、、?きれい、、、なの?
顔や体形がちょっとユニークな女芸人たちでしょ?
あー、やっぱり美的感覚って違うんだ。だからこの人は私を選んだのですね。
何にでも輪切りの唐辛子をトッピングする
これはマレーシア人に限ったことではなく、アジア系の人たちは食事の時に輪切りにした唐辛子を何にでもトッピングしたり、おかずを唐辛子入りの醤油につけて食べますよね。
和食でもその習慣は欠かせないようで、うどんやおでん、カツ丼、煮物、焼きそば、何を作っても唐辛子が必須です。
私と一緒に日本に遊びにくるときも、「日本のはちょうどいい辛いのがないんだよなー」と、My唐辛子を持って来日。
最近では管理人さんの許可を得て、アパートの駐車場で唐辛子の栽培も始めてしまいました。
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計画性がない
おおらかな南国気質といえばイメージは良いのですが、ほんっと計画性がありません。
「今」しか生きていないので、過去にもとらわれず、将来も心配せず。(あれ?文章にしてみるとなんかかっこいい)
だから貯金も少ないし、突然どこかへ行ったと思ったら、突然帰ってきます。
お金がなくなったら、マレーシアに戻って果物を食べて暮らせばいい、と本気なのか冗談なのかわからないことを言うので、安定志向のある日本人は「イラッ」とくるかもしれませんね。
私は仕事をやめて無職になろう、と思ったとき、なんだかんだと準備をしました。
一方タムタムは、何の準備もなしに起業・独立。
日本人=行動の前にうんうん考える。考えた結果、行動に起こさないことが多い。
マレーシア人=行動しながら考える。
そんな国民性の違いを感じます。
まとめ
「あるある!」と思って頂けた方も「ねぇーよ!」と思って頂けた方も、最後まで読んでくれてありがとうございました。
外国人と一緒に暮らすことは楽しいこともあれば、イライラすることもあります。
明らかに歯医者に行かなければならない状況なのに、「塩入りコーラをがぶがぶ飲み」で対応するのは、受け入れがたい、、、よね?
その他もろもろの「えっ!?」「はっ!?」「なにそれ!?」を乗り越えて、受け入れて、これからもおもしろかしく暮らしていこうと思います。
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