同居人タムタムは風水の教えを信じる華僑系マレーシア人。
彼が「運が良くなる」と信じている風水を、一緒に暮らす私が「じゃ、できることから環境を整えていこう」と二人で日々「開運ハウス」を目指しゆるゆると実践しています。
「本格的な風水はなんだか難しそう」と思っている方に、
「これだったら試してみようかな」と思える「誰でもできる」「簡単」しかも、「効果あり」の風水を紹介するコーナーです。
運気を吸収する寝室の空間作り
寝室は1日の厄を落として、明日へのエネルギーをチャージする場所。睡眠で1日のほとんどの時間を過ごす寝室は良い気を吸収できるように環境を整えておくと運気アップにつながります。
散らかっている寝室では、散乱したもの達が良い気を吸い取ってしまうので、「なんだか疲れが取れない」「熟睡できない」「寝付き・寝起きが悪い」といった不調も現れやすくなります。
物を床に置かずに押入れやクローゼットに片付けて、掃除や喚起もこまめに行い、快適な空間をつくりましょう。
寝室の鏡
寝室の鏡は寝ている自分の姿が移らない場所に配置することが大切です。鏡に「寝姿」がうつると、本来自分が取り入れるはずだった運気を鏡の中の自分が奪ってしまう、と考えられています。
繊細な方は鏡に寝姿が映っていると、安眠できず疲れがとれない、といった不調も現れます。
寝室に鏡がある場合は、布をかけたり、ベッドか鏡の位置を変えて対処してください。
寝室の家具や電化製品の配置
ベッドの配置NGパターン
おすすめできないベッドの配置は、①入り口ドアの直線状、②ヘッドボード(頭側)が壁にくっついていない、③頭・足が窓に向いている。
安眠を妨げ、脳が休まらず、不幸を招く、浪費が増え、金運も下がる、と考えられている配置です。
鋭角的なものは風水では健康運を低下させ、運気が低迷すると考えます。ドレッサーや机などの家具の角がベッドに向いていると、睡眠中に運気を斬られ、開運から遠のいてしまいます。
角が寝ている自分に向かないようにベッドや家具を配置できない場合は、角と自分の間に観葉植物を置いたり、布やリボンなどで角を隠すなどして対応しましょう。
電化製品
水の気が強くなる睡眠中に、火の気を発する電化製品が近くにあると気のバランスが崩れ、気持ちが不安定となり、イライラしやすくなります。
どうしてもテレビやパソコンを寝室に置きたい場合は、寝るときだけ布を掛けるようにしてください。
頭から良い気が入ってくると考えられている風水では、頭上に電化製品を配置するはNGです。
ベッドシーツ、カーテンの色
気のバランスを崩す原色や陰の気が強いモノトーン、アニマル柄で寝室をコーディネートするのはNG。
寝ている間は私たちの体は「水の気」が強くなっているので、「木の気」が強いグリーンを寝具に選ぶとバランスが取れます。素材も同じく「木の気」が強いコットンなどの天然素材を選ぶのがいいですね。
女性はピンクの寝具を選ぶことで恋愛運・結婚運アップに効果があります。青系は気持ちを落ち着かせ安らかな眠りへ、白系は気を浄化する作用があります。
カバー類はこまめに洗濯をし、清潔を保ちましょう。特に「運は頭から入ってくる」ので、枕カバーが汚れているのは運が遠ざかります。
カーテン、寝具は面積が大きいのでお部屋の印象を左右します。部屋全体のバランスを考え、寝具が柄物ならカーテンは無地、もしくはその逆、というふうに組み合わせてください。
枕の向きは?
日本人は北枕が縁起が悪いとされていますが、風水的には「北枕」「東枕」が運気アップに繋がる枕の方角です。
「良い気」は北から南へと流れるので、北枕で睡眠をとることでスムーズに気を取り入れることができ、体内に溜まった悪い気を排出することができます。
東枕は仕事運や若々しさを得ることができる方角です。「恋愛運」「美容運」にも効果がるので女性におすすめです。
西枕は冷静さや安定、落ち着きを得られる方角ですが、若い方が西枕で寝ると、落ち着きすぎてしまい物事へのモチベーションが下がってしまいます。
風水でおすすめできない方角は「南枕」南は火の気を含んだ方角でなので、南枕で寝ると寝付きが悪くなる、金運、健康運のダウンといった悪い影響が起こると考えられています。
まとめ
寝室を良い気で満たしてパワースポットを作り出せば、寝ている間にぐんぐん運気が上がります。
風水の観点から寝室の環境を整えるために、まずは今回紹介した5つのポイントから始めてみましょう。
①掃除・片付け・換気・寝具の洗濯
②鏡の配置
③ベッド・電化製品の配置
④寝具の色
⑤枕の方角
毎朝、起床後のベッドメイクも忘れずに。「休養」から「活動」へ行動が切り替わり、朝の新鮮な気を取り入れることができます。ぐちゃぐちゃの布団がベッドにそのまま置いてあるより見た目も良いですしね。