タイトルに「オーストラリア」「日本」「台湾」と3か国の国名が入ってて、なんだかややこしい感じになってしまいました。
この記事でご紹介するパン屋さん「85℃」(Eighty Five Degreesと読みます)は台湾発の世界的なベーカーリーチェーン店です。
日本風のパンやケーキが食べたいなーって時に気軽に立ち寄れるパン屋で、シドニーのあちこちに店舗を構えています。
もくじ
台湾発のベーカリーショップ「85℃(85degree)」
85℃は2004年に台湾・台北でオープンし、2006年に海外進出。海外での記念すべき1店舗目がオーストラリア・シドニーでした。
その後、中国・香港・アメリカと続々と海外進出し、現在では世界中に1000店舗を展開しています。
85℃の店名の由来は創業者のWuさんが考える「コーヒーの最適な温度」からきているとのこと。
The name “85C” refers to Wu’s belief that 85 °C (185 °F) is the optimal temperature to serve coffee.
オーストラリアで日本人好みのパン&ケーキが売っている「85℃」の店内
85℃はパンやケーキだけでなく飲み物の種類も豊富。
以前はカウンターで注文し、店内のイートインスペースで飲食ができたのですが、現在はコロナウイルスの影響でお持ち帰りのみ。
パンの種類は公式サイトのメニューによると、
- 「Japanese Style」(日本風)
- 「Taiwanese Style」(台湾風)
- 「European Style」
- 「Other」(その他)
とあります。
店内はいろんなパンがごちゃっと陳列されている感じですが、1つ1つのメニューを見てみると「Japanese~」と名前のついたパンが多いです。
お値段帯は1ドル台~3ドル台が中心。
この日のお目当ては右下のドーナツ。これは「台湾風ドーナツ」なのですが、どのへんが「台湾風」なのかはちょっとわかりませんでした。
小さめのパンが4~5個入った袋詰めのパンもあります。
久しぶりにあんこが食べたくてGreen Tea Red Bean Rollsお買い上げ~。
エッグタルトもおいしそうでした。
- 1パック(2個入り)4ドル
- 2パック(6個)6ドル
ちょっとだけ甘い物食べたい時にちょうどいいサイズ感ですね。
ケーキはショーケースで売られています。
- ホールケーキ48ドル~
- カットケーキ7ドル~
オーストラリアのカフェの激甘ケーキが苦手な方でも85℃のケーキだったらきっと大丈夫。
日本人好みの甘さに押さえられています。
85℃の日本風のパンとケーキ食べてみた
85℃では感染症対策のため、現在はイートインコーナーがありません。購入したパン・ケーキはすべてお持ち帰りしました。
ネコちゃんのカップはコーヒーです。
外側が緑茶味、中身はあんこのあんパンです。
緑茶もあんこもヘルシーフードですから、いくつ食べても大丈夫、ってことで5個入りを購入しました。
生地がモチモチしてて、思いのほかお腹にたまります。
あんこのほど良い甘さと緑茶のほろ苦さの組み合わせ最高!
ドーナツが食べたくて85℃に行ったんですよ。
- 左は「台湾風ドーナツ」
中も外もふわふわ。空気みたいなものなのでカロリーはゼロってことにしておきましょう。しつこい甘さがないので何個でも食べれそう。危険です。
- 右は「ヨーロピアンドーナツ」
外はサクサクした生地、中はふんわりです。外側にお砂糖たっぷりついてますが、くどさはかんじません。
日本のショートケーキ。
85℃のケーキはオーストラリアの激甘スイーツに慣れている方ですと、少々物足りなさを感じるかもしれません。
「やばい!うまい!」という感動よりも
「そうそう、この味が食べたかった」と懐かしさを感じるケーキです。
オーストラリア国内の85℃の店舗の場所
オーストラリアに展開している85℃はNSW州に18店舗。
シドニーの街中・郊外のあちこちで見かけます。
シティ内には以下の2店舗
- George Street(ワールドスクエア前)
- チャイナタウン(Market City内)
★オーストラリアの85℃の店舗一覧はこちら>>85℃ Location