「はくばく」といえば、もち麦ごはんや蕎麦・うどんで有名ですが、ここオーストラリアでは「オーガニックの蕎麦やうどんの生産・販売をしている食品メーカー」という認識です。
「はくばくオーストラリア」のオーガニック麺類は現地スーパーマーケットやアジア食材店で気軽に買えるのがありがたい♡
この記事を書いてるのは1月。南半球は夏真っ盛り。
この時期は、はくばくオーストラリアのお蕎麦やおそうめんにお世話になりまくりです。
シドニーでの食生活になくてはならない存在のはくばくオーストラリアのオーガニック麺類についてお伝えします。
もくじ
「はくばくオーストラリア」オーストラリアの小麦を求めて現地に会社設立
はくばくオーストラリアは1996年設立、1998年に工場が完成し本稼働を開始しました。
はくばくの歴史ははくばくオーストラリアの中村社長のインタビュー記事から引用させていただきます。
1980年代にはくばくは独自に、その中でもどの品種の小麦がうどん作りに最適なのかを徹底的に調査をしました。
その結果、よりよい品質のうどんを作るためには従来のASWではなく、ロゼラ種小麦を使用した製麺が最適だと判断。
しかしその当時、AWB(Australian Wheat Board)が独占で小麦の輸出管理をしており、ロゼラ種小麦をオーストラリア国外で手に入れる事はできない状況でした。
もし本当にこの小麦を使用したいのならオーストラリアにて、自分たちの手で作るしかないと、そんな構想を抱き始めた約10年後、1996年にはくばくオーストラリアを設立しました。
オーストラリアの大手スーパーマーケット・アジア食材店では必ず見かける「うどん・そば」の代名詞と言っても過言ではない日本初の食品メーカーです。
はくばくオーストラリアの麺類はスーパーで買える
はくばくオーストラリアのオーガニック麺類がスーパーマーケットに陳列されている光景はオーストラリアでは当たり前の風景。
お値段はお店にもよりますが、3~4ドル(約240~320円)セールの時に3ドルを切るくらいの値段帯です。
海外で購入する日本食材は割高ですが、はくばくの蕎麦やうどんはオーストラリアで生産されているのでお手頃価格で買えるんです。
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夏ははくばくのオーガニック蕎麦ばかり食べてる
私ははくばくのオーガニック麺類のシリーズの中ではお蕎麦が一番好きです。
年越し蕎麦もはくばくのお蕎麦を用意しました!
年を越す準備は整った! pic.twitter.com/NSHxUQeVn3
— ふくちゃん@シドニー引きこもり (@fukuchan5818) December 30, 2020
オーガニック商品がウケやすい傾向にあるオーストラリア。
「サラダにぴったり」との表示が海外っぽいです。
Made in Australia(オーストラリア産)とともに、
- Organic(オーガニック)
- Kosher(ユダヤ教の戒律よって食べることが許可されている食べ物)
- Halal(イスラム教の戒律よって食べることが許可されている食べ物)
の認証もされていることが謳われています。
移民が多く食文化が入り混じるオーストラリアならでは。
見た目は、、、、普通のお蕎麦ですね。
茹でてみました。
他の国のお蕎麦だと、ぷつぷつ切れてしまったり、味が日本のお蕎麦と微妙に違ってたりするのですが、はくばくのお蕎麦は正真正銘日本のお蕎麦。
最後に:はくばくさん、ありがとう!
シドニーでお蕎麦屋さんに行くこともないし、インスタントのお蕎麦(「緑のたぬき」とか)は割高、、、
はくばくのお蕎麦で日本の味を楽しめるのは海外在住者として本当にありがたい。はくばくオーストラリアの企業努力に感謝しかありません。
一時帰国したら、はくばくの他の商品も試してみたいと思います。