マレーシア人パートナーのタムタムは私と日本に行くと、必ず「オニツカタイガー」のお店でスニーカーを買います。
前回は、東京スカイツリー店、上野アメ横店、神奈川県のテラスモール湘南店にてオニツカタイガーを目をキラキラさせながら物色。
店員さんも外国人観光客に慣れていて英語で接客してくれました。
テラスモールの店員さんがいうには、外国人のお客様は値段も見ずに何足も買っていくとのこと。私たちが来店したときもタイからの観光客の男性が真剣にスニーカーを選らんでいました。
オニツカタイガーの「日本のスニーカーメーカーの本気」は世界中にファンを作り、現在では国内外を問わず大人気のスニーカーブランドです。
日本が誇るスニーカーブランド「オニツカタイガー」の紹介をしたいと思います。
オニツカタイガーの歴史
(出典:http://www.onitsukatiger.com/au/en-au/)
1949年、鬼塚喜八郎により神戸にて「鬼塚紹介」を創業。当時スポーツ用シューズの製造技術は素人であり、仕入れ差益に見習いとして特訓を受けました。1951年、「鬼塚式バスケットシューズ」を販売。
その後、オニツカタイガーが1965年のメルボルンオリンピックの日本選手専用のトレーニングシューズとして採用されました。
1961年、当時、裸足のランナーとして有名だったアベベ・ビキラに「裸足と同じくらい軽い靴を提供するからぜひ履いてくれ」と説得し、シューズを提供。アベベはオニツカタイガーの靴を履いてマラソン大会に優勝。
1964年の東京オリンピックではオニツカタイガーのシューズを履いた多くの選手がメダルを獲得。(金メダル20個、銀メダル16個、銅メダル10個の合計46個を獲得)
1977年、他社との統合によりブランド名を「アシックス」に改名。一時、「オニツカタイガー」の名前は消滅しました。
25年の時を経て、2002年、スポーツファッションブランドとしてオニツカタイガーは新生復活。スニーカーだけでなくスポーツウエア、バッグなどの商品展開を開始。
センスの良いカラーリング、スタイリッシュなデザインに国内外からの注目を集めるブランドへと再成長しました。
オニツカタイガーがこだわる日本の匠の技・NIPPON MADE
(出典:http://www.onitsukatiger.com/au/en-au/)
オニツカタイガーの人気シリーズ「NIPPON MADE」(ニッポンメイド)は日本の職人の技術とオニツカタイガーのスニーカーブランドとして培った知識と経験がつまったスニーカーシリーズ。
世界を魅了する日本のモノづくりの神髄が随所にあらわれた正真正銘の日本製のスニーカーです。
高い技術と日本の文化が融合した当シリーズは、素材からデザインまで徹底して「NIPPON」にこだわり、手にしたお客さんを一瞬にしてオニツカタイガーのファンにさせてしまう人気の高いシリーズです。
大山友禅染を使用した桜をモチーフとした優しい色合いのスニーカーや、歌舞伎をイメージした大胆なデザインが海外でもウケて、大ヒットに。
しかし、NIPPON MADEシリーズは手作業により数量限定生産のため、店舗に出向いても売り切れてしまっていることも。
外国人がオニツカタイガーを好きな理由
日本を舞台とした大人気映画「キル・ビル」で主演女優・ユマ・サーマンが劇中で履いていたオニツカタイガーの「タイチ」というモデルが一躍有名になり、海外からも注目を集めました。
限定3400足で同じモデルを売り出したところすぐに売り切れ。
海外でオニツカタイガーが注目を浴びるきっかけとなった「タイチシリーズ」は現在でも人気を得ています。
オニツカタイガーを大絶賛している同居人のマレーシア人に魅力を聞いてみると、
長い歴史に裏付けられた高い技術力・履き心地の良さを徹底的に追及・ファッショナブルなデザイン
とのこと。
さらにNIPPON MADEシリーズは日本文化に興味のある外国人にはたまらないラインナップとなっています。
- 色、デザインが豊富。
- 日本に遊びにいくたびに限定モデルが発売されている。
- 軽くて履きやすい。
- 日本ブランドなのに値段が手頃
- 店員さんが英語で接客してくれる。
とのこと。
「こまめに手入れして長く履き続きたいスニーカー」だそうです。
オニツカタイガーのデメリット
私はかなり足の幅が広く、普段履く靴は3E~5Eといった幅広靴です。
オニツカタイガーのスニーカーはスリムに作られているので、足の幅が広い人には向いていません。レディースもおしゃれなデザインのものが多いのですが、残念ながら私の足には合いません、、、