2025年、1月より四角い箱に入った納豆がオーストラリアのアジアンスーパーから消えました。
これね。
雑な暮らし pic.twitter.com/xN5EFYUPQ3
— ふくちゃん (@fukuchan5818) August 10, 2024
その理由と代替品や対処方法についてお伝えします。
もくじ
オーストラリアで納豆が消えた理由:政府の「プラスチック規制」
オーストラリアでは、環境保護の観点から使い捨てプラスチック製品の段階的な禁止が進められています。
スーパーマーケットで一般的に販売されている商品パッケージもリサイクル・堆肥化可能な素材が使用されている商品が多く出まわっています。
2025年1月からの「Plastics bans and packaged food and drinks」により、発泡スチロール(ポリスチレン)製の食品容器は規制対象となりました。
ざっくり説明しますと、
食品パッケージのプラスチックを規制するよ、販売はしちゃだめだよ、というやつです。
上記画像は禁止対象の例です。発泡ポリスチレン、プラスチックスプーン、プラスチックストローが含まれます。
この中にわたしたちが愛してやまないこちらのタイプの納豆のパッケージが対象になっている、というわけです。
【参照URL】Plastics bans and packaged food and drinks
2025年1月以降、オーストラリアの納豆売り場はどうなった?
2025年1月初旬にシドニー市内のアジアンスーパーへ行ってみたら、発泡スチロール入りの納豆はなくなっていました。
在庫あったよね、、、、?と思いましたが、
1月になったらすぱーんと消えてましたね。
というのも、政府公式サイトに
「How can I report a business that is not complying with the bans?」」
という項目があり、
規則を守ってない店舗の報告する連絡先が載っているから、、、、だと思います。
代替品として紙製パッケージ、袋入り納豆
規制対象は四角い発泡スチロール入りの納豆なので、袋入り・紙製パッケージの納豆は引き続き販売されています。
なので「代替品がない!」というわけじゃないんです。
袋入り納豆。こちらのメーカーよく見かけます。
まだ使ったことないので機会があったら試してみますね。
紙パックの納豆。手軽さはあるけど1つの量が少ないのがデメリットでしょうか。
自家製納豆を嗜む海外在住者のブログ
納豆を自宅で作る方法もあります。
オーストラリアの発泡スチロール入りの納豆規制を機に自家製納豆に挑戦してみるのもひとつの手ですね。
SNSで仲良くさせていただいてるマレーシア在住のKura-Kuraさん、アメリカ在住のらいさわさんの納豆づくりの記事をご参照ください。
両記事とも良記事。わかりやすくまとめてくださいました。
マレーシア在住のKura-Kuraさん
アメリカ在住のらいさわさん
▶アメリカで納豆を作ったら成功したので作り方と失敗ポイントまとめ
最後に:オーストラリアの納豆の選択肢が狭まった(泣)
海外生活において「納豆の有無」はそれほど重要なことではない、と感じる方も多いかと思います。
ただ、わたしにとって納豆は「たまのご褒美」的な食材であり、いつも買っていた3個パックの四角い納豆が商品棚から消えたことはちょっとした衝撃。
納豆の選択肢が狭まったことで寂しい想いをしているオーストラリア在住者もいるのでは?と思っています……