「パワースポット」って信じますか?
その場所に不思議な力があり、エネルギーを得たり、または消耗したりする、という不思議な考え方です。
私は「スピリチュアル好きな女子を集めるためのキャッチコピー」くらいにしか考えていませんでした。目に見えないものは、懐疑的に捉えてしまう思考の持ち主でした。
そんな価値観が変化し、「スペースクリアリング」という空間の浄化法を試し始めるきっかけとなったのが、カンボジア・アンコールワットへの一人旅でした。
もくじ
アンコールワット遺跡で感じた「場のエネルギー」
カンボジア滞在中は、連日いろいろな遺跡を訪れました。
5日目に体調不良に襲われたのです。
ただ、それは暑さや疲れ、食事の違いからくる腹痛や頭痛ではなく、今まで感じたことのない不快感、でも嫌な感じじゃない、という言葉では言い現れないような不思議な感覚でした。
「食あたり」や「湯あたり」と同様に、強い気を受けると、人は「気当たり」(エネルギー当たり)を受けるそうです。
古代遺跡が発する強い気に当たったんだ、と解釈し、そこから「スペースにはエネルギーがある」ということを理解するようになりました。
スペースクリアリングの生みの親、カレン・キングストン
イギリス人のカレン・キングストンの著書、
「ガラクタ捨てれば自分が見える」
「ガラクタ捨てれば未来が開ける」により、スペースクリアリングという言葉の知名度が広がりました。
カレンはスペースクリアリングの手法に風水のエッセンスを加え、
「滞っているエネルギーの流れを活性化させれば幸運が舞い込んでくる」と人々にアドバイスをしています。
ツキや運を好転させたかったら、まず家しみついたネガティブエネルギーを浄化し、良い気を取り入れましょう、というのが基本コンセプトです。
我が家ではこの本で紹介されている手法で、簡単に取り入れられそうなものだけピックアップして実践しています。
「おうちが最高のパワースポット」を目指し、心地の良い空間で穏やかに暮らせるように、無理せず実践できるものを紹介していきますね。
ガラクタを捨てる
お金に困っている人や何かしらの問題を抱えている人の家はごちゃごちゃと散らかっていて、お金持ちの人、人生をとんとん拍子で歩んでそうな人の家はモノも少なく、こざっぱりとした印象、と感じたことはありませんか?
不用品をためこんでいると、そこからマイナスの気がお部屋に流れだし、様々なこと(経済活動、人間関係、健康など)が停滞し始めます。
「使えるもの」をとっておくのではなく、「使っているもの」だけをとっておく
日用品や調味料のストックも必要最低限しか持たないよう心掛けています。
特に布や紙は負のエネルギーを吸収しやすいと言われているので、着なくなった洋服、古い下着類、読み終わった本などはどんどん処分!が基本です。
掃除と換気
スペースクリアリングという言葉を知る前から当たり前に行っていたことですが、「掃除と換気」には強力な浄化作用があります。
朝起きたら、まず家中の窓を開けて新鮮な空気を取り入れつつ、古くなったエネルギーを外に流します。
ほこり、汚れ、ゴミを取りのぞき、きれいさっぱりお部屋を整えることで気持ちまですっきりすのは、その場のエネルギーの浄化の効果ですね。
アロマキャンドル
掃除後はアロマキャンドルをしばらくたいておきます。
火の浄化作用は太古の昔から宗教施設、儀式、お祭りなどで欠かせないアイテムとして使用されてきました。
神社や教会に入ると、気持ちのよどんだ部分がクリアになった気分になるのは、常に火でその場のマイナスエネルギーを浄化しているからでしょう。
心地よい香りもその場の空気の浄化に効果を発揮します。
観葉植物・花を飾る
植物には悪いエネルギーを吸収して、良いエネルギーを流れをつくり幸運に導いてくれる働きがあるといわれています。
葉は上を向き丸みのあるものには気持ちをリラックスさせる効果があり、鋭いもの(サボテンなど)には負の気を吸収する効果があります。
笑い声で浄化できる!?
スペースクリアリングは「音」でもできます。
前述のカレン・キングストンは、「柏手を打つ」「ベルを鳴らす」こと著書で紹介していました。
部屋はそこに住む住人が発した言葉や思考を記憶します。夫婦ケンカやマイナスの思考にとらわれてしまったら、ネガティブなエネルギーがどんどん蓄積されてしまうんですね。
すると心身のバランスを崩したり、運気を下げる原因になります。
我が家では「笑い声」で部屋を浄化。
私も同居人も笑いのハードルが低いので、バルコニーに遊びにきた鳥がフンをしていっただけでも大爆笑。
「笑い」に満ちている家は幸せにも満ちている、と信じています。
まとめ
我が家では、「できることだけやろう」というスタンスのゆる~いスペースクリアリングしか実践していません。
「これをしておくと、なんとなく気分がいいな」というものだけ取り入れてみてはいかがでしょうか。
「スペースクリアリングしなきゃ!」とそれ自体が負担と感じるようになっては本末転倒ですからね。
興味がある方はカレン・キングストンの本を読んでいただければ、より詳しいスペースクリアリングの概念や方法を知ることができると思います。