ありがた迷惑なプレゼントを相手の気持ちや趣味趣向を考えずに渡すことを「プレゼント・ハラスメント」と言うそうです。
今回はこの「プレゼント・ハラスメント」について考えてみたいと思います。
あなたも今までに「ありがた迷惑」な贈り物を渡されて、礼儀として感謝の言葉を言わなきゃならないけど、本心では「いらないんだけど、、、」と思ってしまった経験ありませんか?
プレゼントハラスメントとは
漫画家・山科ティナの作品「プレゼント・ハラスメント!」により、プレゼント・ハラスメントという言葉は世の中に広まりました。
同作品は2015年にLINEサービスで公開された漫画で、ドラマ化もされました。
物語は企業に勤めるOL・麻宮が同僚の山田に好意を持たれ、ありがた迷惑なプレゼントを贈り続けられ困惑しているところから始まる。そうとも知らない山田は、せっせとプレゼントを贈り続けるが……。
(引用元:https://natalie.mu/comic/news/174262)
という内容らしいのですが、相手が異性だろうと同性だろうと、迷惑なプレゼントをせっせと送り続けられたら、、、、「もう連絡してきてほしくないな」って思っちゃいますよね。
何かをもらったら、自分の気持ちはどうあれ、
「ありがとう」
って言っとかなきゃならないし、
はっきり「いらないんだけど!」
って言える人も少数派なんじゃないか?
「モノをあげれば、みんな喜ぶ」ってのは間違いなんですよね。
相手の気持ちや都合は考えずに、「モノをあげて感謝されたい」というあげる側の気持ちを押し付けてるのが「プレゼント・ハラスメント」です。
プレゼントハラスメント体験談
その①下戸にアルコール類
ワインやシャンパンはプレゼントの定番。
ブドウの方がありがたいと思っている人も多いのでは?と勘繰っています。
でもって、なぜか大多数の人はこのワイン?シャンパン?を選ぶんです。
有名なやつっぽいですね。
よくわかんないけど。
②干支にちなんだ置物
中国人や華僑系の人たちからは、来年の干支にちなんだ黄金の置物をいただくことがあります。
縁起がいいんだろうなぁ。
でも、いらないんだよなぁ。
③賞味期限が短い物
プレゼント、というわけじゃないんだけど、うちのパートナーは仕事帰りにスーパーに寄って、賞味期限が近い割引になっているタルトとかパンとかを買ってくるんですよ。
「賞味期限が明日!」とかだと「明日までに食べちゃわなきゃ!」と慌てて消費しなければならないのも、ちょっと微妙ですよね。
「賞味期限があるから、早く渡したいんだけど」と友人・知人に言われるのも苦手です。
こちらの都合も考えずに勝手に買い物している人になぜ私が合わせなければならいのか。
④ハンドクリーム・石鹸・キャンドル
お手頃価格で気軽にプレゼントできる定番の3品ですね。
もうストックがこれでもか!とあったので、ほとんどのものは一時帰国の時に実家に持っていくか友達に配ってしまいます。
「ハラスメント」と言ってしまうと本当に失礼だし、心苦しい気持ちもあります。
⑤匂い系の贈り物
香水やヘアコロンなど体につける香り系のプレゼントは「いい匂い」の感覚が人によって異なるので難易度が高いと思います。
外資系の香料のきついお化粧品もプレゼントとしてはあまり適してないんじゃないかな。。。
⑥パートナーからの「なぜこれを選んだ?」と思わざるを得ないプレゼント
「ハラスメント」といっては少々語弊がありますが、「なぜこれを選んだ?」というものをしょっちゅう買ってくるうちのマレーシア人パートナー。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
「渡したいものがある」「お土産を渡したい」という会う口実はやめてほしい
見出し通りなんですが、時々いるじゃないですか。
こちらから頼んだわけでもないのに、
「渡したいものがあるから会える?」とか
「お土産買ってきたから渡したい」とか、モノで関心を引きつつ誘う人。
わざわざ時間とって、交通費使って待ち合わせ先まで行って、そこらへんのカフェでのコーヒー代を使って、、、、
めんどくせぇ、、、、
それにね、
「あなたのために用意した」と、こちらが断りづらくするのも微妙!
、、、、、と本人に言えればいいんですけどね、これもまた難しい。
大人気(おとなげ)ないですが、のらりくらりと断って距離を置くしかない思っています。
その「渡したいもの」ってのもいらんし。(こーゆー誘い方してくる人って、「渡したいものが何なのか」は絶対に事前に言わない。言えば断れるかもしれないから)
これぞ「プレゼント・ハラスメント」だと思うんですよ。
まとめ
プレゼントって気持ちでいいんじゃないですかね。
ある程度の年齢になってきちゃうと、自分の趣味や嗜好が決まってくるので、自分のものは自分で選びたい、という気持ちになりますし。
あー、、、、
でも、その人との関係性にもよるのかもしれませんね。
(結局この結論になってしまうんですよねぇ、、、)