便秘は1日滞っても翌日にスッキリすれば特に大きな問題ではない、と個人的には認識しているのですが、同居人のマレーシア人・タムタムは、「毎日出るもの」との考えです。
だから、ちょっとした会話のついでに、
と聞かれるんですよ。もう慣れましたが、最初はなんでこの人は私のうんこ事情が気になるのだろうか?と不思議でした。
しかし、そういう下(シモ)のことはオープンしていかなければ、共同生活は息苦しくストレスを感じるものとなってしまうのです。排せつや生理についてはパートナーの理解が得られるのと、得られないとでは生活の自由度がまったく違いますからね。
で、ですね、今回は私が便秘になってしまったとき、タムタムが行う民間療法について紹介させていただくのですが、
- すべてのマレーシア人がこんなことをしているわけではない
- 試してみる場合は、自己責任でお願いします
ってことをご理解いただいたうえで、読み進めてください。
どんな体調不良でも塩コーラで解決?
こちらの記事(【国際恋愛あるある】これってうちだけ?マレーシア人男性にありがちなこと)でもちょっろっと紹介しているのですが、便秘でも頭痛でも風邪でも歯痛でも、塩を入れたコーラをがぶがぶのんむんですよね。
東南アジアや台湾の人々はみんな塩入りコーラでどんな体調不良も改善させる、との言い分で、私が便秘になるとコーラに塩、もしくはスプライトに塩をいれたドリンクを作り始めます。
もともとコカ・コーラは薬剤師がコカの葉に含まれる鎮静剤を使用して頭痛、風邪の薬として売り出されたことが始まりです。(現在のコカコーラは「コカ」の代わりに「カフェイン」が入っています)
中東やヨーロッパの国々では頭痛、風邪、消化不良を改善するためにお医者さんがコーラを進めることもあるそうです。
体調不良を改善するためにコーラを飲んでみようかな、という時は人工甘味料がたっぷり含まれている「ゼロカロリー」のものではなく通常のコーラを飲用してくださいね。
あやしげなドライフルーツ
シドニーにはアジアの食材を扱う食材店があちこちにあります。
日本の食材も手に入るので時々買い物に行っていますが、そこで見かけるのがおびただしい種類のドライフルーツ。主に香港、台湾、中国からの輸入品です。
我が家ではタムタムが何種類かのドライフルーツを常備しています。
理由は「ドライフルーツを食べていれば便秘にならないから」とのこと。スーパーマーケットで売っているオーストアリア産のドライフルーツではなくアジアからの輸入品が良いそうです。
夜、夕飯が終わったあとに食べておけば、翌朝スッキリ!
一番のおすすめはこちらのプラムのドライフルーツ。見た目は微妙ですが、甘酸っぱくておいしいです。しかも、即効性が期待できます。これを一口、二口よく噛んで食べると、待ち望んでいた予兆が現れます。
オーストラリアのアジア食材店で売っていますので、興味がある方は試してみてください。冒頭の筒型の容器に入っているドライフルーツは酸っぱすぎて私はダメでしたが、↑これならおいしく食べられます。
お尻にむかって呪文を唱える
便秘になってしまった私のお尻に向かってマレーシア語で呪文を唱える、という不思議な行為なのですが、本人は真面目そう。
「後ろを向いてごらん」と言って、謎の言葉をお尻に向かってつぶやくんですよ。
何を言っているの?と聞いたら、
とのこと。
数日の便秘で神頼みは大げな、と思うのですが何をやっても解消されない!と苦しい思いをされている方は、一般的な便秘解消法と合わせて「神様にお願いする」ってのも試す価値はあります。タダですし。
で、呪文が終わったあとに、
「もう大丈夫、あと2時間でうんこ出るよ」と言われると、本当にそんな気がしてくるから不思議です。そういう暗示にかかってしまうと、体は勝手に反応するんですよね。(私が単純すぎるのかもしれないけど)
まとめ
便秘が何日も続くと健康・美容に良くないし、気分も沈みます。
何をやってもダメだ、という方は今回ご紹介した「塩コーラ」「ドライフルーツ」「呪文」を試してみてはいかがでしょうか。
便秘って気の持ちようとか精神的なものにも左右されるので、「これをやれば出る!」というおまじない・ジンクス的なものを持っているとよいかと思います。