江門ビーフン、、、
日本語発音ではこーもん、料理名としてはちょっと微妙ですね。
(中国語発音だとジャンメンもしくはKong Moon)
オーストラリアのアジア食材店は様々な種類のビーフンが売っています。
私たちのお気に入りが「江門」という会社が発売しているビーフンです。
コーモン(江門)ビーフン
商品名だけ聞くと別のコーモンを連想しがちだけど、これ美味しいです😊
お湯で戻してオイスターソースや麺つゆで適当に炒めれば本格的なビーフンできあがり。
我が家ではコーモンがビーフンの代名詞になってるので「夕ごはんはコーモンにしよう」という会話になります。 pic.twitter.com/gJnD89D07m
— ふくちゃん@シドニー引きこもり (@fukuchan5818) July 10, 2021
我が家の夕食にしょっちゅう登場するのが、江門ビーフンを使った、焼きビーフンやスープビーフン。
マレーシアのご当地グルメとして人気で、家庭でも簡単に作れるビーフンについて紹介したいと思います。
ビーフンの基本情報
ビーフンは中国福建省が発祥のヌードル。
小麦粉の栽培に適していない地域のため、米が原料のビーフンが日常的に食べられるようになりました。
中国語表記でビーフンは「米粉」
本来はその漢字が示す通り、米の粉のみから作られるものです。
しかし近年では原材料のコスト削減のため、米以外のデンプン(トウモロコシやジャガイモなど)も使うことが増えてきています。
現在では中国、台湾をはじめ、日本、ベトナム、シンガポール、タイ、ミャンマー、インドネシアなど東アジア、東南アジアの多くの国々で様々な味付けで食べられている麺です。
ビーフンの下ごしらえ
下ごしらえ、といってもお湯で戻すだけなのでとっても簡単。
「夕飯どうしようか?」というときに、一袋あると便利です。
大き目の鍋やボールにビーフンを入れ、お湯に浸します。
10分~15分ほどで、麺がほぐれてきます。この時点では少し固めで大丈夫です。調理過程で火を通すことで程よい固さを目指しましょう。
これで下ごしらえ完了。
ここから焼くなり煮るなり好きにします。
スープビーフン(汁ビーフン)にしてみた
日本で食べるビーフンは焼きビーフンが主流ですが、東南アジア圏では汁ビーフンもよく食べられるメニューです。
ビーフン自体に味がないので、スープはお好みの調味料で作ります。
我が家でも毎回味の異なるスープを使います。
この日は麺つゆを基本に、ごま油、オイスターソースで適当に味付けをしました。
具材はチキン、青梗菜、もやし、青ネギ。味や具材のアレンジは自由自在。
いただきます♪ 冬は温かいスープビーフン、夏はにんにくをきかせて焼きビーフンが我が家の定番です。
ビーフンは小麦アレルギーの方におすすめ
パスタやうどん、おそうめん、パンなどの小麦製品でアレルギーがでてしまう方にも、ビーフンは米が原材料なので安心して召し上がっていただくことができます。
ビーフンはパスタ風、焼きそば風、冷やし中華風など、どんな味付けに合う麺なので、アイデア次第でレパートリーが広がる食材です。
まとめ
インドネシアではケチャップ味、シンガポールやスリランカではカレー味、ベトナムでは生春巻きの具として、ミャンマーではサラダの具…
それぞれの地域でそれぞれの味付けや食べ方をされているビーフン。
どんな味にもどんな食材にもばっちり合うビーフンは国境を越え人々の生活に根付いた食材です。
焼きビーフン、汁ビーフンだけでなくいろいろな調理法にチャレンジして、ビーフンの可能性を広げていきたいですね。