海外に住んでいると、日本のかゆいところに手が届く商品開発の能力は世界でもトップクラスだ!と実感します。
声なき需要を見つけだし、市場に出まわっていないもの商品にして、必要としている人にお届けする、そしたらけっこう売れちゃった、みたいな流れ、小林製薬戦法とでもいいましょうか。
男性用のブラジャーも初めて知った時は「えええ?」と思ったけど、やはりそこには需要はあるんですよね。
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今回、ご紹介する商品は、(テレビショッピングみたいw)
「アンダーヘア専用のかつら」
先にどんなものか見ておきたい方はこちら
薄毛が気にしている母のためにウィッグをネットで探していたときに見つけたものです。
アンダーヘア専用のかつら、、、、、えーっと、これは、どういったシチュエーションで使うのだろうか?と考えてみたところ、
「外国人彼氏ができたので、アンダーヘアーを永久脱毛したが、家族や同僚、友達と温泉に行くことになった。つるっつるだとちょっと恥ずかしいから適度にはやしておきたい」
という女性像が思い浮かびました。
アンダーヘア用のかつら・ウィッグの使用用途とは?
外国人彼氏ができたから場当たり的に永久脱毛してしまったけどやっぱり毛は必要だ、という需要の他に、
- 抗がん剤治療などの副作用で毛が抜けた
- 年齢的なもので毛が薄くなった
という購入理由もある、とのこと。
銭湯や温泉でじろじろと他人の裸を見ることはありませんが、ご本人からしてみれば理由はどうあれアンダーヘアがつるつる、薄いというのは気になるものなかもしれません。
毛が気になっていては心から大きなお風呂でリラックスできないですもんね。
で、今のところ私には必要のない商品ですが、「どんなものだろう?」って気になるじゃないですか。
技術力を駆使して、マジ陰毛じゃん!と口走りたくなるほどのクオリティでした。日本の技術力ハンパない。
人知れずアンダーヘアで悩んでいる方には救世主となる商品。これで安心して温泉に行けますね。
まとめ
つまりですね、「毛、いらない」「毛、ほしい」という相反する需要が共存しているってわけです。
「外国人彼氏ができそう!⇒永久脱毛しちゃえ!⇒やっぱり毛ほしい!」と毛の悩みが変化していくのは、なかなか興味深いと思いません?
脱毛にしても、かつらにしても、自分が心地よい・ストレスがない、と思える方を選ぶのが正解。誰かのために、とか人の目を気にして、とかじゃくてね。