ブログの記事に信ぴょう性を持たせたい、根拠を提示したい場合、専門サイトから文章を引用すると文章に真実味が増します。
たとえば、
「フィリピンの人口は2億人くらいらしいです」と言うのと、以下のように外務省のサイトを引用してフィリピンの人口を表すのでは、まったく印象が変わりますよね。
約1億98万人(2015年フィリピン国勢調査)
(引用:外務省ーフィリピン基礎データ)
自分の言葉で説明するのが難しい言葉も「引用」を使うことで信ぴょう性がある記事を作ることができます。
たとえば「元号」
元号(げんごう)とは、日本を含むアジア東部における紀年法の一種。
(引用:元号ーWikipedia)
記事作成の際に覚えておきたい「引用」の方法、ルール・注意点などをお伝えします。
ブログ記事の「引用」のルール・注意点
「引用」がオッケーなら、人気ブロガーさんの文章を引用して記事を作ればぼくのブログにもアクセスがくるかも、、、、しめしめ。
ちがうよ~!引用には注意することやルールがあるの!
詳しく説明していきますね。
ブログ記事に引用する場合、著作権法で定められいるルールについて注意しなければなりません。
公正な慣行に合致すること,引用の目的上,正当な範囲内で行われることを条件とし,自分の著作物に他人の著作物を引用して利用することができる。同様の目的であれば,翻訳もできる。
(引用:文化庁ー著作物が自由に使える場合)
具体的には以下の5つのルールを守りましょう。
①引用の必然性がある
「引用」しなければならない必然性がある文章のみ引用します。
②自分のオリジナル文章が記事の「主」引用は「従」
ブログ記事が「引用部分がメイン」になってしまうのはNG。グーグルからの評価も下がる、と言われています。自分の文章が「主」です。
③引用された部分は明確に区別する
ワードプレスでブログを作っている場合は、引用部分には引用タグ<blockquote>~</blockquote>を使用します。(後で手順を説明します)
④引用した文章を改変しない
あなたが自由に原文を変えてはいけません。引用した文章はそのまま使用します。
⑤引用元を明記する
引用したサイト(ブログ)を明記し、該当ページのリンクを貼ります。
記事で引用をする際の手順
それでは、実際にブログ記事で引用をする際の手順について説明します。慣れれば簡単にできる作業ですが、ここでは1つ1つの手順を図解入りで細かくお伝えしますね。
①引用元から引用したい文章をコピー、投稿画面に貼りつけます。
②引用部分を選択します。
③「引用タグ」(blockquateタグ)をクリックします。「引用部分」が他と区別されるように囲みができます。
④引用元を追加します。(サイト名や記事タイトル)
⑤引用元へのリンクを作成します。リンクしたい文字列を選択します。
⑥「リンクの挿入ボタン」をクリックし、歯車マークをクリックします。
⑦引用元のアドレスを入力し、「リンクを新しいタブで開く」にチェックを入れます。
「引用」が完成しました!
まとめ
あなたが運営している個人ブログでも政府機関のサイトでもネット上のコンテンツにはすべて「著作権」があります。
文章を他サイトから引用する時は必ず上記でお伝えしたルールと手順を守り、「ぱくりコンテンツ」にならないようにしてくださいね。
引用を上手に利用してあなたのブログに信ぴょう性や根拠を示し、読者さんに信頼してもらえるコンテンツを作っていきましょう。