収益化を前提にブログを始めた場合、まず最初に挑戦するのがグーグルアドセンスの審査です。
記事作成の際には「アドセンス審査」のことを常に考えながら事前準備に取り組みましょう。
アドセンス審査の流れや審査に合格するためのチェックポイントを紹介します。
あなたのブログが資産になる!アドセンスの収益モデルを復習
グーグルアドセンスはグーグルが配信する広告をユーザー(読者)がクリックしたら報酬になる、というシンプルな収益モデルです。
クリック率は平均して1%ほどと言われており、100人ブログに訪問したらそのうち1人はクリックする確率ですね。
つまり、「記事数が増える」⇒「アクセス増える」⇒「アドセンス収益増える」というサイクルが生まれてくるんです。
1クリック30円ですから「あっという間に月収10万円!」てわけにはいきません。
でもね、ブログ運営歴と比例してアドセンス収益はじわじわと増えていくんです。広告のメンテナンスも必要なく、一度設置してほったらかしているのに、です。
★もうちょっと詳しい解説>>2分でわかる!グーグルアドセンス収入の仕組みとメリット・デメリット
グーグルアドセンスの審査の流れ
①グーグルアドセンスの公式ページからお申込みをする。
②審査中もブログの更新は続けてください(必須ではありませんが、更新があるブログの方が印象が良い、、、、とされています)
③グーグルから審査結果のメールを待つ。(数時間で合否がわかるケースもあれば、1か月音沙汰がない、というケースも。審査時間は予想不可能です)
④合格メールが来たら、さっそく広告をブログに掲載します。
アドセンス審査の手順はこちらの記事に詳しくまとめました。
※不合格であれば一つ一つの記事を見直して再チャレンジします。ちなみに不合格の理由はざっくりとしか教えてもらえません。
海外在住者の方へ
アドセンス収益は現地通貨でも日本円でも受けとることができます。(日本の銀行口座を持っている場合)
住所確認のために登録した日本の住所に郵送物が送られてくるので、封筒の中に記載されているPINナンバーを伝えてくれる人がいれば海外にいても日本円を稼ぐことができます。
グーグルアドセンスの審査に合格するためのチェックポイント
それでは、グーグルアドセンスに合格するためのチェックポイントをお伝えします。規約違反になりそうな記事は最初から書かないことが一番効率の良い事前準備です。
読者に役に立つ情報を発信しているか
単なる自己満足の日記ブログに企業は広告を掲載したいとは思いません。
「読む価値がある良質なコンテンツ」が求められます。
自分本位ではなく「読者の存在」を意識して記事を作成していきましょう。
禁止されているコンテンツが記事に含まれていないか
以下にグーグルアドセンスが定める「禁止コンテンツ」をお伝えします。
成人向けコンテンツ
エロい記事はダメ。上半身裸の男性の画像も規約に引っ掛かる可能性あり。
危険または中傷的なコンテンツ
脅迫や危害を加えることを示唆した記事や、特定の国籍や宗教・性的志向を中傷したり、差別する記事はNG。
危険ドラッグおよび薬物に関連するコンテンツ
危険ドラッグ・薬物を宣伝・販売するのもグーグルは広告配信を許可しません。
アルコールに関連するコンテンツ
アルコール飲料を宣伝・販売するコンテンツもNG。具体的には暴飲や無責任な飲酒の推奨などをNGとしていますが、お酒に関する話題は避けておいたほうが無難でしょう。
タバコに関連するコンテンツ
巻きタバコ、葉巻、タバコパイプ、巻紙など、タバコやその関連商品を扱う記事も作成しないように。
ギャンブルとゲームに関連するコンテンツ
オンラインの現金賭博に関連する記事やオンラインゲームを宣伝する記事は禁止されています。プレステのゲームはOKでした。
ヘルスケアに関連するコンテンツ
処方箋が必要な薬のオンライン販売、オンラインのドラッグストアに誘導する記事も禁止です。
ハッキング、クラッキングに関連するコンテンツ
コンピューターの不正侵入に関連する記事もダメですが、ハッキングに関する知識がある人がグーグルアドセンスの審査を受けるとは思えない、、、、
報酬プログラムを提供するページ
ポイントサイトやアンケートに答えて報酬が発生する、といったプログラムを紹介するページもだめです。このブログのようにアフィリエイトの方法を紹介しているブログもグレーゾーン。
衝撃的なコンテンツ
暴力的な描写や排泄物、血液、傷口といったユーザーに不快感を与える描写や画像は一発不合格を招きます。
武器および兵器に関連するコンテンツ
ライフルやショットガンの宣伝、爆発物の製造手順など武器や兵器に関する記事も禁止事項。花火も武器とみなされるケースがあります。
不正行為を助長するコンテンツ&違法なコンテンツ
正しく生きていたあなただったら法に触れるような記事は書かないはず。
かなりかいつまんでアドセンスの禁止事項をお伝えしたけど、念のためにアドセンス・コンテンツポリシーの詳細にも目を通してみてね。
記事数・文字数は足りているか?
グーグルはアドセンスに合格するための記事数・文字数は公式に発表していません。
私の場合は30記事、1記事あたりの文字数の平均は1000文字~1500文字で審査に挑み、無事合格しました。
最近の傾向では記事数が少なくても内容が読者のためになる有益な情報であれば合格しているケースをよく見かけます。
1500文字以上、10記事以上が最低限のラインかな、という印象です。
ちなみにここまでで2000文字くらい書いたよ。
プライバシーポリシー・運営者情報・お問い合わせフォームは設置されているか?
グーグルアドセンスで合格を勝ち取るには「プライベートポリシー」「運営者情報」「お問い合わせフォーム」の設置が必須です。
このブログにはフッター(画面最下部)にすべて設置してあります。
カテゴリーにまんべんなく記事が入っているか
4つカテゴリーがあったとしたら、2つのカテゴリーにいっぱい記事が入っていて、残りの2つは少ない、もしくはゼロ、という状態はあまり印象がよくありません。
特定のカテゴリーの記事を集中して書くのではなく、ブログ開設時に設置したカテゴリーにまんべんなく記事がある、という状態で審査を受けましょう。
グーグルアドセンスの審査に出すブログにアクセスが少なくても大丈夫?
ブログをアドセンス審査に出そうと思っているんだけど、毎日10人くらいしかぼくのブログにはアクセスがないんだよね、、、、。
ブログを開設したばかりのあなたはアクセス数も不安になるかもしれませんね。
でもアクセス数は気にしなくて大丈夫。
私もブログに30PVくらいしかない時にアドセンス審査に合格していますから。
たぶんアクセス数ではなく純粋に「記事内容」や「必要なプライバシーポリシー等があるか」が審査基準になっているのでは?と予想します。
まとめ
グーグルアドセンスの審査は2016年からいっきに厳しくなりました。
そのニュースを聞いて、
しめしめ、こりゃぁチャンス到来じゃないか!
とライバルが減ることを見越し、2017年から私はアドセンスに参入しました。
ぶっちゃけ最初の頃に稼げた金額は子どものお小遣い以下でした。収益化1か月目はうまい棒が3本買えるくらい。
でも!
記事数をどんどん増やしていけばアクセスもどんどん増える!アクセスが増えればアドセンス収益も増える、という記事作成のモチベーションにつながりました。
ここだけの話、アドセンス収益は毎月記録更新してます。一度作った仕組みはそう簡単には崩れません。