ブログの記事を書くときにきちんと「見出し」を設定していますか?
なんとなく見出しを作っていると、とーってももったいないんです。
見出しの意味は2つ
- 読者さんのため(読みやすい、目次が自動生成される)
- Googleのため(SEO対策、アクセスアップ)
見出しを効果的に使うことで、読者さんにもグーグルにも好かれる記事ができあがります。
見出しの最適な付け方の基本を身に付けて、アクセスアップを狙いましょう!
ブログの記事における見出し(hタグ)の役割
ブログの見出しは主に2つの役割があります。
それは「読者さんのため」「SEO(検索エンジン)のため」
(見出しはHTMLでh1~h6と表記されるため、見出しはhタグと呼ばれます。頭の片隅に置いておきましょう)
1つ1つ説明していきますね。
見出しの意味①読者さんにパッと見で内容を伝えるため
読者さんに「この記事にはあなたの欲しい情報がありますよ」とアピールするのが見出しの役割です。というのは、見出しを設定することで、「目次」ができるからです。
- 目次を見て全体の内容をざーっと把握できる
- 目次の項目をクリックすれば読みたい部分へ飛べる
ずらずらと文章が続くより、見出しがあると読みやすいです。
ちょっとでも読みにくい!と感じさせてしまったら、せっかく訪れてくれた読者さんはすぐにあなたのブログから離脱していっちゃいます。
特に文字量が多い記事はトピックが変わるごとにきちんと見出しを設定することで、最後までストレスなく読んでもらうことができます。
見出しの役割②Googleが検索順位を決める時の指標になる
はい!ここからがこの記事の最重要箇所です。目を見開いてばっちり読んで実践してください。
ブログにアクセスを集めるには、
- 需要のあるキーワードを選ぶ
- 選んだキーワードをタイトルに含める
- 検索上位に表示される
この3つが大切とお伝えしました。
グーグルは検索順位を決める際に重要視しているのが「記事タイトル」と「見出し」です。
タイトルと見出しでグーグルも読者さんも記事の内容を把握する、というわけ。
だから、見出しにもキーワードを自然なかたちで入れることがSEO対策(検索エンジン最適化)となります。
Googleは検索ユーザーにとって最適なコンテンツを上位表示させます。タイトルや記事内容、そして見出しの文章も考慮して、コンテンツを評価します。
うーん、わかったような、わからないような、、、、見出しにキーワードを入れるって具体的にはどういうことなの?
じゃぁ、例を出して説明するね!
「シドニー空港 市内 電車」という検索キーワードで記事を書くことにします。
ユーザーの検索意図は、
「シドニー空港から電車で市内に行きたい。電車の乗り方や料金、所要時間はどのくらいかな?」
と予想できますね。
そこであなたは検索ユーザーの疑問や悩みや不安を解消するための記事を書くとしましょう。
でも、、、、
タイトル:シドニー空港から市内へ電車で行く方法 乗り方や料金、所要時間を紹介
見出し:乗り方
見出し:料金
見出し:所要時間
これでは、見出しにまったくキーワードが入っていません。とってももったいない見出しの使い方です。
内容がばっちりでも見出しがいまいちだとグーグルさんから良い評価がもらえないかもしれません。
そこで、
タイトル:シドニー空港から市内へ電車で行く方法 乗り方や料金、所要時間を紹介
見出し:シドニー空港から市内直結の電車の乗り方
見出し:シドニー空港から市内の電車の料金
見出し:シドニー空港から市内へ電車を利用した際の所要時間
見出しに「シドニー空港 市内 電車」を入れてみました。
ちょっとキーワードがしつこいな、と感じる場合は、自然な文章の見出しに修正する必要がありますが「できるだけ」見出しにはキーワードを入れてくださいね。
なるほど、これでグーグルに「シドニー空港・市内・電車」について書いた記事だとさらにアピールできるってことか~。
見出しにキーワードを入れることは有効なSEO対策とされているよ。
たったこれだけでのことで検索順位がアップする可能性があるならやらなきゃ損だよね。
ブログ記事の見出しの付け方
ここからは、実際にワードプレスブログで記事内に見出しを作る操作方法について説明します。
見出し1~6の使い方があやふやな方はもう一度復習してみてくださいね。
ワードプレスの投稿画面の左上の「段落」をクリックすると、見出しが1から6まで出てきます。
※見出し1はタイトルに使われているので、記事中では使用することはありません。
大見出しが「見出し2」小見出しが「見出し3」と順番に使っていきましょう。
「見出し3のデザインの方がすっきりしてて好き」などという理由から、見出し2をすっ飛ばしてはダメですよ~。
きちんとした構造で見出しを作っていないとグーグルが上手くあなたの記事を巡回できないんです。
見出しに沿ってクローラー(グーグルのロボット)が周るので、おかしな見出し構造だと迷子になってしまうんですね。
見出し1(記事タイトル)⇒見出し2⇒見出し3⇒見出し4、一区切りついたら、また見出し2から始まる、といった構造を厳守してください。
まとめ
見出しの役割は「読者さんと検索エンジンにわかりやすく記事内容を伝えること」
見出しの作り方にほんの少し気を配れば、検索順位がひょいっと上がったり、そのおかげでアクセスがバンバン集まることだってあるんです。
あとですね、
- 記事の執筆スピードが遅い
- 記事を書いているうちにどんどん内容がブレてしまう
という悩みの原因は「見出しを先に作っていないから」
記事を書き始める前に、見出しを決めて記事の概要を作っちゃいます。
あらかじめ決めた見出しに沿って肉付けしていく感覚で文章を書いていくことで、内容がブレていない記事を早く書けるようになりますよ。