「Google的にはOKだけど、アドセンスじゃ稼ぎにくいネタ」についてお伝えします。
※Googleは「アドセンス広告を貼る記事にはこんなネタは書いちゃダメだよ」ってことを公式で発表しています。いわゆる「ペナルティ」となる内容ですね。
アドセンスは審査に合格すれば自動で広告が配信され、その広告を「クリックされるだけ」または「表示されるだけ」(見られるだけ)で収益になるブログのマネタイズ方法だよ
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アドセンスブログで稼ぎにくい避けるべきネタ、頭の片隅に置いて記事ネタを考えるときに思い出してみよう
アドセンスブログで稼げない記事ネタとその理由
緊急を要する対処法のネタ
アドセンス広告はクリックされることで私達ブロガーの収益となります、、、、ってことは、緊急事態に陥ってあわててネット検索しているユーザーが悠長に広告をクリックするかといえばNOですよね。
たとえば、「海外でパスポートを紛失してしまった!どう対処すればいいの?」と困っている方へ、その対処法をお伝えする記事を書いても広告に目は行かないでしょう。
車を運転していて事故を起こしてしまった時の対処法や子供の誤飲の対処法なども同じことが言えます。
「緊急を要する対処法ネタ」は読者さんにとってはありがたい情報ですが、アドセンス向きではありません。
YMYLに関するジャンル
YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、直訳すると「お金と生活」
YMYLのジャンルは「健康・医療系」「金融系」「法律系」などで、これらのトピックの記事は「専門性、権威性、信頼性」が求められます。
個人ブロガーが自身の知識や経験を元に記事を書いてもなかなか太刀打ちできません。ライバルが強すぎます。
上位表示ができなければたくさんのアクセスは見込めません。アクセスがなければアドセンスで稼ぐことはできないので、避けた方が良いネタといえるでしょう。
検索結果で上位表示がアクセスを集めるために必要な理由はこちらの記事にまとめました
アンサーボックス、ナレッジパネルが表示されるネタ
お気づきの方も多いかと思いますが、Googleは検索結果に表示された記事のリンクをクリックしなくても検索ユーザーが知りたい情報を表示する仕様になっています。
画像で説明しますね。
たとえば、「台北の9月の気温が知りたい」と思って検索窓に「台北・9月・気温」と検索した結果、「アンサーボックス」が表示されます。記事を読まなくても台北の9月の気温はわかる仕組みになっていますね。
「ズッキーニ」を検索すると画面左側に「ナレッジパネル」が表示されます。こちらもわざわざ記事を読まなくてもズッキーニのことを知ることができるんです。
つまり「アンサーボックス」や「ナレッジパネル」が表示されるネタは、検索ユーザーはわざわざ記事を読みにいくことなく求めていた情報にたどり着いてしまうんですね。
だから「トマト大好きなぼくがトマトの魅力について語る」みたいな記事を書いたところで、検索エンジンからのアクセスは見込めないってわけか。
そうだね。「トマト」の複合キーワードでもっと検索意図がクリアなネタを選ばないとだめだね。
「トマトのヘタって食べても大丈夫?毒性があるって本当?」って感じでユーザーが知りたいことを深堀したネタがいいんじゃないかな。
料理のレシピ系ネタ
一般的な料理レシピを紹介した記事は大手のレシピサイトに戦いを挑むことになります。
こちらは「とんかつ レシピ」の検索結果なのですが、1ページ目にはクックパッドやデリッシュキッチンなどそうそうたる企業サイトが鎮座していることがわかります。
記事ネタ選定の際の「ライバルチェック」の説明でもお伝えしましたが、個人ブロガーが企業サイトと戦っても負け戦になる可能性が高いんです。
ライバルチェックって何?って方はこちらの記事も読んでおいてね
検索需要がないネタ
趣味でブログを開設して、収益化は考えていない場合は何を書いても自由ですが、ブログで稼ぎたいのであれば「検索されているキーワード」で記事を書いていく必要があります。
じゃないとアクセス集まらないからね
「検索キーワード」の概念がいまいちピンとこないと閑古鳥が鳴くブログになってしまうので、きっちりお勉強しておきましょう。
うんうん、わかるよ。「タムタム、2キロ体重増えた」「ぼくの今日のディナー」みたいなネタはぜんぜんアクセスこないよ。
芸能人や有名人はどんなネタでもがっつりアクセス集められるけど、無名の私たちは読者さんにお役に立つコンテンツを作っていかなきゃね。
好きな事・書きたいことをネタにしてもアドセンスでは稼げない
アドセンスで稼ぐには、
②検索結果に上位表示させる
③アクセスを集める
のごくシンプルな3段階。
記事数増やして、アクセス数を増やせば収益は右肩上がり、、、、のはずが「ネタ選定」「キーワード選定」でつまずくと、100記事書こうが1000記事書こうが、いっこうにアクセスは集まらず収益も上がりません。
アドセンスでもっと稼ぎたい方はまずは「自分が書きたいこと」「自分が好きなこと」を記事にするのではなく、
- 検索需要があるキーワードを選ぶ
- ライバルが弱く上位表示が期待できるキーワードを選ぶ
- 本記事で紹介した「稼げないネタ」は避ける
を意識してみてくださいね。