ブログと読者さんを結ぶ架け橋となる記事タイトル。
ブログ運営の成功のカギは記事タイトルが握っているといっても過言ではありません。
なぜタイトルが「架け橋」かといいますと、検索結果に表示されたたくさんのブログ・サイトの中で、検索ユーザーはどの記事を読もうかタイトルだけを見て判断するからなんですね。
つまり、あなたの書いた渾身の記事の内容がどんなに素晴らしくても、タイトルが魅力的でなければ日の目を浴びない記事となってしまうんです。
「記事タイトルがうまく作れない、、、」そんなお悩みを持つ初心者ブロガーさん向けにタイトルの付け方の基本的なテクニックを以下に紹介します。
①タイトルにキーワードを入れる
さらっと復習すると、検索ワードとはGoogleやYahooで読者さんが実際に検索窓に入力する言葉のことだよ。
たとえば、あなたが旅行用の靴をブログで紹介したいケース。
「旅行 靴 疲れない」という関連キーワードがあるね!よーし、この3つの複合キーワードで記事を書こう!
「旅行 靴 疲れない」と検索した人の気持ちを考え、「あなたの知りたかったことはこういうこのでしょ?」という記事を一生懸命書いたとしても、
記事タイトルが、
【ぼくのお気に入りの靴】だったら、、、、?
大半の人の反応は「知らんがな!」ですよね。そもそも、「ぼくのお気に入りの靴」というタイトルでで検索結果に上位表示させるのは至難の技です。
では、以下のタイトルだったら?
「旅行用の疲れない靴は?」
一目見て「どんな内容が書いてあるか?」がわかるようになりました。
でも、まだまだ魅力的なタイトルにはなっていません。
②タイトルに数字を入れる
人は数字に反応します。
たとえば「留学しても英語はぺらぺらにならない」というタイトルですと、検索ユーザーはどのくらいのボリュームの記事なのか判断しかねます。
校長先生や上司の「いつ終わるかわからない話」を聞くのは苦痛だけど、「2分だけ話していい?」と事前にどのくらいの時間で終わるのか、がわかっていればだいぶ気が楽でしょ?
だから、読者さんも「どのくらいの量の記事なのかな」ってことが記事タイトルで事前にわかると「クリックして記事を読んでみよう」という心理的ハードルがぐっと下がります。
そこで、「留学しても英語が話せない人の5つの特徴」だったらだいぶ印象は変わりますよね?
読者さんの立場になって考えると、
- 「5つ」という記事ボリュームがわかる
- 「5つの特徴って何だろう?」と興味がわく
- 私は5つの特徴に当てはまってるかな?と関心がわく
では、話を「旅行 靴 疲れない」に戻してタイトルを再考してみましょう。
「僕のお気に入りの靴」→「旅行用の疲れない靴は?」に記事内容に合わせてタイトル数字を入れてみますね。
→「旅行用の疲れない靴を選ぶ5つのコツ」
→「旅行用の疲れない靴 厳選3ブランド」
→「旅行用の疲れない靴はこれ1択!」
だいぶクリックしたくなる記事タイトルっぽくなってきましたね。
ここからもう一息!
③ターゲットを絞る
記事を読んでもらいたい人はどんな人でしょうか?
ターゲットををきちっと明確にすることで、読者さんに寄り添った記事を書くことができます。
ターゲット(想定読者)の例
- 性別や年代は?
- 初心者なのかあるていど知識がある人?
- どんなことで悩んでいる?
- どんなことを知りたい?
- 専業主婦、それとも働いている女性?
「あなた向けの記事です」とアピールするためには、タイトルにターゲットの属性を入れることが効果的です。
タイトルにターゲットを含めることで、当事者は「この記事は私に関係のあることだ」を思ってもらうことができるんですね。
タイトルにターゲットを含めて作ってみると、当事者は「おお!私のための記事だ」という思ってもらいやすくなる、というわけ。
例として「表参道 おしゃれ カフェ」というキーワードで記事を書くとしましょう。
ターゲットをタイトルに含めた例
- 20代OLから大人気!表参道のインスタ映え確実のおしゃれカフェ
- 昼休みに30代サラリーマンが集まるランチで使える表参道のおしゃれカフェ
- シニア世代になぜ表参道のカフェが人気なのか?
同じキーワードでもターゲットが変わることでタイトルの雰囲気ががらっと変わりますよね。
「誰に向けて書いたか」をタイトルでアピールすることで、あなたの文章があなたが望むターゲットへ届けられる、そして結果的にアクセスを呼び込める記事となっていきます。
では、またまた話を「旅行 靴 疲れない」に戻してタイトルを再考してみましょう。
「僕のお気に入りの靴」→「旅行用の疲れない靴は?」→「旅行用の疲れない靴を選ぶ5つのコツ」
→節約派におすすめ!お値段控えめ旅行用の疲れない靴を選ぶ5つのコツ
→旅好きシニアが愛用する旅行用の疲れない靴 厳選3ブランド
→偏平足のあなたへ 旅行用の疲れない靴はこれ1択!
ターゲットは「節約派」「旅好きシニア」「偏平足の人」ってことだね!
④役に立つ情報があることを伝える
検索ユーザーは検索結果に表示されたサイトやブログを一つ一つクリックして、記事内容をチェックしません。
タイトルをパっとみて「自分にとって役に立ちそうなサイト(ブログ)」へ訪問します。
記事を読めば、
- 欲しい情報が得られる
- 得する
- 損を防げる
- 好奇心が満たされる
といった期待を持ってもらえるタイトルが必要ってことですね。
たとえば、こんなタイトルだと「なになに?ちょっと見てみよう」となりません?
- 1日たった3分の学習で英語ペラペラになっちゃうってマジ?
- 今なら無料!ドメインをタダでずーっと使えるサーバー会社はどこ?
- あなたの留学費用を50%オフにする裏技を大公開
ちょっとした言葉の使い方で読み手の反応が変わってくるので、タイトルをつけるときは記事を書くのと同じ熱量で取り組んでみてください。
人が思わず「おっ!?」と反応してしまう言葉の一例
- 方法
- 理由
- 原因
- 対処法
- テクニック
- 裏技
- 秘訣
- 極意
- 無料
- 特徴
- コツ
- 新感覚
- たった●●分(日、月)で~
- ルール
⑤タイトルは30文字前後でキーワードは左に寄せる
ブログの記事タイトルは30文字前後でおさめましょう。できれば32文字以内が最適と考えられています。
というのも、長いタイトルを作成しても検索結果にはタイトルがすべて表示されないからです。
検索結果に表示されたタイトルをチェックしてみますと、33文字以降は「….」となってしまってますね。
かといって、タイトルを30文字前後でまとめるのが難しいケースもあります。
なので、タイトルを作成する際はキーワードを左側に寄せておくことを心がけてください。
たとえば、
「長距離のウォーキングでもいつまでも楽々歩ける、履きやすくてお値段も控えめなお気に入りの疲れない靴は旅行にも最適」(55文字)
のようにいろいろ伝えたくて長いタイトルをつけても、検索ユーザーが入力したキーワード「旅行 靴 疲れない」は検索結果に表示されないのです。
やむをえなくタイトルが長くなってしまう場合は、「キーワード」はできるだけ左に寄せて、検索結果に表示されるようにタイトルを最適化していきましょう。
ワードプレスの編集画面でタイトルの文字数も確認できますので、30文字前後でタイトルを作成する練習をしてみてくださいね。
まとめ
以上、タイトルの付け方の基本的なテクニックを紹介しました。初心者さんでも実践しやすいかと思いますので、タイトルを付けるときに参考にしていただければ嬉しいです。
すべて取り入れるのは大変なので、使えそうなタイトル作成のコツを選んでぜひ自分のブログの記事タイトルに取り入れてみてください。
この記事で紹介した記事タイトルの付け方のコツです。
- タイトルにキーワードを入れる
- タイトルに数字を入れる
- ターゲットを絞る
- 役に立つ情報があることを伝える
- タイトルは30文字前後でキーワードは左に寄せる
あなたが検索サイトを使って調べものをしたときに、
「なぜこのタイトルをクリックしたのか」
「なぜこのタイトルはクリックしなかったのか?」
と、考える癖をつけると、魅力的なタイトルを付ける練習になりますよ。