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海外在住日本人の痛々しいブログの特徴

雑談部屋
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多くの海外在住の日本人がブログを開設しています。

 

その中には、現地の人でなければ知らない穴場観光スポットや、その国での暮らしが興味深く綴られており、情報収集や読み物として楽しいブログに出会えるとなんだか得した気分になります。

 

ブログは何でも書いていい自由なものなので、情報発信を通じてブログ管理人のキャラクターが色濃く現れます。

 

文章から垣間見える執筆者の性格や本音やものごとに対する考察で、そのブログにファンになったりしますよね。

 

しかしネット上に星の数ほどあるブログの中には、読みながら眉間にシワが寄ってしまったり、3秒でそっとブラウザの「戻る」ボタンをクリックしてしまう自分の瞬発力の高さを発揮させてしまう「痛いブログ」も存在します。

 

今回は自戒をこめて、同じ立場である海外在住ブロガーの「痛々しいブログ」の特徴について独断と偏見たっぷりめで考えてみます。

 

※大切なことなのでもう一度いいますが、ブログに何を書くかは自由です。好き勝手に書いていい場所です。これは私のごりごりの主観です。

痛いブログの特徴①文章中の横文字がイラっとする

文章中に現地語を使いつつ、海外に住んでいる私ってすごいでしょ?を演出。

 

「日本語能力が衰退している雰囲気を醸し出し、何気に海外在住をアピール」という姑息な手段です。

 

「Uniのクラスメイトが今週末にorganiseしたbarbieがあるんだけど、みんなassignmentおわったのかな?」

 

オーストラリアのスラング使ってますよ~、みたいな文章ですね。

(Uni=Universityの略。大学 Barbie=BBQの略)

 

日本人同士なのに文章や会話に英語を盛り込んでくる日本人は苦手です。

 

そういう人は在住歴がすっごく長くて(20年以上)英語の方が楽になってしまった、もしくは在住歴が短い(数ヶ月)がためバカの一つ覚えのどちらかです。

 

意図的でもそうじゃなくても、日本語の文章や会話に英単語を多様することは、かっこつけてるつもりでも最高にかっこわるい、と受け取ってしまう私のようなひねくれ者もいます。

痛いブログの特徴②旦那や子どもを晒しまくり。危機管理ゼロ。

自分の顔は出さないのに、外国人パートナー、子どもの写真はブログに掲載ってやつ。

 

「見て!私ってばこーんなにイケメンな旦那にこーんなにかわいいハーフの子どもがいるの」といわんばかりに、毎回の更新で家族画像が登場します。

 

「国際結婚」というステイタスを世の中に自慢したいがためのブログですね。

 

他人は他人の子どもには興味ありません。

他人の旦那にも興味がありません。

 

そして、子どもの写真を載せているブロガーは高確率で住んでいる家のリビングやキッチンも公開しています。

 

「これから子どもの3歳のバースデーパーティ」と題し、ブログにのせる画像用にしつらえたケーキだのお料理だのとともにダイニングの画像が登場します。

 

「見て~!私ってば子どものために、こ~んなにがんばったの~」と言わんばかりに。

 

いいんですよ、ブログなんてしょせん自己満足です。

 

でも、この人たちには「危機管理」が完全に抜け落ちているんです。子どもや家の中の写真をネット上に晒すことの危険性って考えたことないのかな。

 

ブログだけでなくFacebookとかのSNSでも、なんのためらいもなしに子どもをネット上に晒してしまう親が多いけど、小さな子どもだって人権もプライバシーだってある。

 

【参照記事】いつか親子トラブルになるかも?「SNS晒されチルドレン」の将来を心配する声(外部サイトに飛びます)

 

本当に旦那や子どもを愛していれば、ネットに彼らの姿を晒すことなんてできません。

 

しかし、「旦那と子どもを自慢したい」という気持ちが勝ってしまうようですね。

痛いブログの特徴③有名人を気取って承認欲求を満たす

自分が書いた記事を大勢の人に読んでもらいたい、と思う気持ちはブロガーにとってはごく当たり前の心理です。

 

自分の感情を共有したい、誰かに認められたい、誰かの役に立ちたい、誰かに羨ましいと思ってもらいたい、、、、この辺の気持ちも理解できます。

 

承認欲求や自己顕示欲は人なら誰でも多かれ少なかれ持ち合わせているもの、、、、  わかってますよ。

 

だから現地で友達がいない、現地の言葉が話せない、仕事もしていない海外ブロガーたちは、安住の地をブログやSNSに求めてしまうんですよね。

 

芸能人じゃあるまいし、「今日のコーディネート♪」とか「5つ星レストランでフレンチディナー♡」とか「前髪切りすぎた(;´Д`)ハァ…」みたいな記事を大量投下。(記事タイトル最後になぜか絵記号)

 

本当は退屈で仕方がない地味な生活をしているにもかかわらず、「海外でキラキラしている私を見て!」と必死になってしまうのです。

 

私がイラっとするポイントは、薄っぺらい内容にもかかわらず、

「シェア・拡散希望♪」

「人気ブログランキングに参加します。応援クリックよろしく♡」

 

はぁ?って思っちゃうんですよ。

 

読者さんが「このブログのこの記事、他の人にも教えたい!」「応援したい!」と思うほどの内容を書いているとでも思っているのでしょうか。

 

良い記事なら自然にシェア・拡散されますし、このブロガーを応援したいという気持ちになれば自然と「応援クリック」とやらも押してくれるでしょう。

 

私は口が裂けても「シェア・拡散希望♪」なんて言えません。

痛いブログの特徴④更新ができない言い訳が始まる

日本在住でも海外在住でも、ほとんどのブログは半年未満で更新が止まります。

 

元気良くブログを開設したものの、(最初の投稿タイトルは8割方「自己紹介♪」)数ヶ月すると更新頻度が低くなり、記事の書き出しが言い訳から始まります。

 

「ご無沙汰です!最近忙しくって1ヶ月振りのブログ更新になってしまいました♪楽しみにしてくださった読者のみなさん、ごめんなさい★ 今日から頑張って書いていきますね~♡」

 

ってな感じで。

 

いやね、何ヶ月更新を休もうが、検索から初めて訪れた読者さんには関係ないことだし、「ごめんなさい」なんて謝られても、別に悪いことしてないし、ブログを「頑張る」必要もないんじゃ、、、、

 

この言い訳が数回続くと、もうすぐ完全にフェイドアウトする合図です。

 

「つくろった幸せアピール記事」の作成に飽きたか、たいしてアクセスが集まらなくてつまらなくなってしまったか、リアルでの生活が充実してきたか、、、と余計な妄想をしてしまいます。暇人ですから。

まとめ

海外在住者のブログが痛々しいのは、「海外在住」という立場を「特権階級」か何かと勘違いしちゃってるからだと思うんですよね。

 

私みたいにオーストラリアで引きこもって地味に暮らしている人だっているんです。

 

やっぱりね、等身大の自分で、背伸びしないで、思ったことを正直に書いていかないと。

 

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