「アドセンス NGワード」で検索すると、たくさんのブロガーが今までの経験・見解をもとにアドセンスブログで使用するとペナルティを受ける可能性がある「NGワード」をまとめています。
その中で多くの方が「ゲイ」というワードはグレーゾーンと言及しており、
( ,,`・ω・´)ンンン?
と思ったんですよね。
Googleのポリシーで禁止されているエロい言葉でも差別用語でもなく、個人のアイデンティティを表す言葉ですし。
そこで、アドセンス広告を貼っているブログに「同性愛者のイベント記事」に「ゲイ」「イベント動画」を盛り込んで投稿してみました。
結論からお伝えしますと、投稿から1か月後の今もGoogleからペナルティの連絡は来ていません。
この記事では、実際に「ゲイ」という言葉を使用した記事を公開します。
「私は大丈夫だったから、あなたも大丈夫だよ」と胸をはって言える検証ではありませんが、参考までに。
合わせてGoogleアドセンスの禁止事項についても軽く触れますので復習もしておきましょう。
アドセンスブログの記事に「ゲイ」を取り上げてみた
オーストラリア・シドニーで世界最大級の同性愛のイベント「マルディグラ」が開催されます。
2021年のマルディグラのイベント詳細をまとめた記事に「ゲイ」という言葉および「イベント動画」を盛り込みました。
シドニーで40年以上の歴史を持つ伝統的なイベントですし、同性愛者も異性愛者も人を愛する気持ちに何ら変わりはないだろう、、、
という「これペナルティになるわけないでしょ」という自信とともに投稿しました。
投稿から1ヶ月たちましたが、今のところGoogleからはペナルティの連絡はきていません。
(もし、今後、何等かの連絡がありましたらまたこの記事を更新しますね)
Googleアドセンスでの禁止コンテンツ
ついでに、Googleアドセンスでの禁止コンテンツについてざーっとおさらいしておきましょう。
- 成人向けコンテンツ
上半身裸の男性の画像も規約に引っ掛かる可能性あり。
- 危険または中傷的なコンテンツ
脅迫や危害を加えることを示唆した記事や、特定の国籍や宗教・性的志向を中傷したり、差別する記事はNG。
- 危険ドラッグおよび薬物に関連するコンテンツ
危険ドラッグ・薬物を宣伝・販売するのもグーグルは広告配信を許可しません。
- アルコールに関連するコンテンツ
アルコール飲料を宣伝・販売するコンテンツもNG。具体的には暴飲や無責任な飲酒の推奨などをNGとしていますが、お酒に関する話題は避けておいたほうが無難でしょう。
- タバコに関連するコンテンツ
巻きタバコ、葉巻、タバコパイプ、巻紙など、タバコやその関連商品を扱う記事も作成しないように。
- ギャンブルとゲームに関連するコンテンツ
オンラインの現金賭博に関連する記事やオンラインゲームを宣伝する記事は禁止されています。プレステのゲームはOKでした。
- ヘルスケアに関連するコンテンツ
処方箋が必要な薬のオンライン販売、オンラインのドラッグストアに誘導する記事も禁止です。
- ハッキング、クラッキングに関連するコンテンツ
コンピューターの不正侵入に関連する記事もダメですが、ハッキングに関する知識がある人がグーグルアドセンスの審査を受けるとは思えない、、、、
- 報酬プログラムを提供するページ
ポイントサイトやアンケートに答えて報酬が発生する、といったプログラムを紹介するページもだめです。
- 衝撃的なコンテンツ
暴力的な描写や排泄物、血液、傷口といったユーザーに不快感を与える描写や画像は一発不合格を招きます。
- 武器および兵器に関連するコンテンツ
ライフルやショットガンの宣伝、爆発物の製造手順など武器や兵器に関する記事も禁止事項。花火も武器とみなされるケースがあります。
- 不正行為を助長するコンテンツ&違法なコンテンツ
正しく生きていたあなただったら法に触れるような記事は書かないはず。
まとめ:「ゲイ」に対する個人的見解
冒頭でも申し上げた通り、
「私は大丈夫だったから、あなたも大丈夫だよ」と断言はできません。
同性愛者のブログ運営者さんは気になるところかと思い検証結果をお伝えさせていただきました。
アドセンスブログで
- 恋愛・パートナシップの形として「ゲイ」という言葉を使用するのはOK
- 売春や性犯罪をほのめかす記事はNG
・・・なんじゃないかなと思います。
ただ、Googleも結局は「bot」ですから、文脈や背景を無視して自動的に「NGワード」を抽出し、ペナルティを課す可能性もあります。
自己責任でお願いします。